後悔とかないの?
公務員を辞めてから友人によく聞かれる言葉です。
これに即答で「後悔は一切ない」と言えるのは、チャレンジしない人生のほうが絶対に嫌だったからです。
「独立を意識していない時期」はまだよかった。
公務員としてあと30年以上も生きていくことに疑問はあったものの、それしかないと思っていたので。
消防に入る前は、救急救命士の資格を取る学校にいかせてもらい、必死に勉強もしました。
だからこそ、せっかく手に入れた職業や国家資格を手放すのはもったいないと考えるのは自然な話だったと思います。
だけど、知ってしまったんです。
自分の力で僕の何倍もの収入を得て、夢を持っている大人がいることを。
しかも1人や2人ではなく、何人もです。
正直、はじめは目を背けました。
だって何かムカつきませんか? 「独立して自由です」みたいなことを言ってる人たち。
俺だって必死にやってきたと思ったし、負けないくらい努力した自負もあったからです。
後悔に関しては、こんなエピソードもあります。
ある出勤日。出動が続いて24時間一睡もできずに勤務を終えました。
寝不足ですぐ体調を崩してしまう僕は、久しぶりに会う地元の友人との飲み会も行けないくらい発熱してしまい、泣く泣く断りのLINEを入れたとき思ってしまったんですよね。
「このまま30年、本当に俺は後悔しないのか」と。
別に、今までを否定することはまったくないと思ってます。
頑張った事実は、自分の胸に秘めておけばいいと思ってます。
ただ、同時にこうも思うんです。
「満足できてない自分の本音」はしっかり聞くべきだと。
もしかしたらあなたも、何かしら今に満足できていないかもしれません。
だから声を大にして伝えたいです。
1年あれば人生はガラリと変わります!
夜遅くに青臭いですけど、本当は挑戦したいはずのあなたに、何かキッカケを与えられるように僕も頑張ります。
後悔しないって、きっと前向きな決断をした先にあるのだと思います。