「公務員の個人起業に興味はあるけど怖い。」
「一体どんなデメリットがあるんだろう、、」
公務員で個人起業したいと思っていても、そんな簡単にスタートを切れるものではないですよね。
メリットは理解できても、やはり引っかかるのはデメリットの部分ではないでしょうか。
僕は今年度で公務員を辞めて個人起業に踏み切りますが、やはり怖さはありました。
そこでこの記事では、公務員が個人で起業する4つデメリットと、個人的な捉え方について紹介していきます!
まったく不慣れな道であるだけに不安は尽きないですよね、、
この記事を読むことで、起業に向けて動き出すかのヒントになります。
読み終わって、「このくらいのデメリットなら挑戦してみようかな」と思えたのであれば。
いよいよ行動に移してみてもいいのではないでしょうか。
では、早速いきましょう!!
【公務員の起業デメリット】①安定は失う
![安定崩壊](https://i0.wp.com/koumuinkigyo.com/wp-content/uploads/2021/05/安定崩壊.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
公務員が個人起業する1つ目のデメリットは、『安定は失う』ということです!
公務員の売りである『安定』は、個人起業の世界に飛び込む際は捨てることになります。
ここが最初にして最大のデメリットに感じる部分ではないでしょうか。
具体的にどんなデメリットがあるのかを見ていきましょう。
デメリット解説
公務員が個人で起業するとなると、安定した収入は手放すことになります。
なぜなら、働いて給料をもらう形ではなくなるからですよね。
どんな事業を展開していくのかは人それぞれですが、どのビジネスも成功する保証はない。
すべては自己責任です。
例えば、起業ではなく転職だった場合で考えてみましょう。
転職であれば、仮に思ってた待遇ではなかったとしても収入は確保されますよね。
毎月決められた給料をもらって生活していくことはできるんです。
でも、個人起業の場合はそうはいきません。
自分で収入を作りだす必要がありますし、下手すれば1円も得られない可能性だってある。
要するに、最初は確実に安定していないんです。
安定していた公務員に戻りたくなる可能性もあるかもしれません。
プレッシャーに耐えきれず、転職先を探すことになるかもしれません。
ただ、公務員以上に安定している転職先を探すのは簡単なことではないでしょう。
やはり、どう考えても『安定を失う』のはデメリットに違いないんです。
個人的な捉え方
公務員の個人起業は安定を失うデメリットに関して。
僕の個人的な捉え方としては、デメリットではあるものの起業に踏み切れない理由にはなりません。
なぜなら、公務員が安定してるとも思ってなかったから。
確かに、収入面は福利厚生面で安定はしていました。
毎月決まった給料やボーナスも貰えたし、福利厚生も手厚かった。
でも、僕の中では安定してなかったんですよね。
人間関係もそうだし、早くも将来が決まってしまった感覚というか。
どこか退屈に感じてしまう部分があったんです。
これから個人起業をして成功する保証はありません。
でも、最悪生きてはいけるんですよね。バイトしながら挑戦を続けることもできるわけで。
要するに、安定を捨てるデメリットよりも、個人起業の『可能性』というメリットの方が大きかった。
あなたは安定を捨てるデメリットをどう捉えますか?
もともと、どこか安定してないと思ったから起業に目が向いたのではないでしょうか。
【公務員の起業デメリット】②社会的信用
![先を見据える公務員の後ろ姿](https://i0.wp.com/koumuinkigyo.com/wp-content/uploads/2021/06/mccall-alexander-ZCZ_8rMsMiA-unsplash-scaled-e1625032048447.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
公務員が個人起業する2つ目のデメリットは、『社会的信用が下がる』ことです!
公務員と比べての社会的信用もそうですが、法人との信用格差もある。
個人で起業した場合は、そのどちらもデメリットとして自分の身に降りかかってきます。
では、具体的にどんなデメリットなのかを見ていきましょう。
デメリット解説
まず、公務員と比べての信用格差の例として。
分かりやすいのは、ローンを組むなど融資の場面があります。
公務員の場合は、ローンを組むときの審査が楽だったりしますよね。
僕も自家用車を購入した際に、公務員の信用の強さを感じました。
大した貯金がなくてもローンは組める。住宅ローンなんかもそうですよね。
これは公務員の与信(社会的信用)があるからなんです。
でも、個人で起業した場合はそうはいきません。
『元公務員』なんて肩書きはなんの役にも立たないんです。
他にも、ビジネスにおいての弊害も当然考えられます。
例えば、あなたがイラストレーターで個人起業したとして。
企業から仕事を貰いたいケースで考えてみましょう。
あなたが企業側だったとして、『法人企業』と『個人』のどちらに仕事を任せたいと思いますか?
きっと安定感が感じられる『法人企業』を選ぶのではないでしょうか。
明らかに実力で勝てるなら話は別ですが、同じ実力だった場合は負けてしまうんです。
これは完全にイメージの問題ですよね。
要するに、個人起業の場合はどうしても社会的信用が低くなってしまうということ。
プライベートでも仕事でも、個人というのは信用が低いものなんです。
個人的な捉え方
個人は社会的信用が低いデメリットに関して。
まず仕事面での影響から、個人的な捉え方を紹介していきます!
このマイナスイメージに対する意見としては、『個人で完結するビジネス』を選べばいいだけです。
その理由としては、何の影響も受けないから。
企業などから仕事を貰おうとすると弊害が出てきますが、個人で完結するビジネスであれば問題ありません。
自分で商品を作ることもできるし、企業に頼らずとも収入を得ることもできるんです。
要するに、起業=仕事を貰うわけではないということ。
個人で完結できるビジネスにおいては、社会的信用の影響を受けることがないんです。
ただ、こればっかりは仕方ないのが『信用面』ですよね。
ローンを組んだりといった審査においては、当然ながら公務員ほどの力はありません。
自分でお金を貸してもらえる力を付けるしかないといったところでしょう。
公務員としてローンを組んでから個人起業に乗り出すか、個人起業で結果を残すか。
僕はそんなチャレンジャー的な要素も込みで後者を選びました。
あなたはどうでしょう?
社会的信用が下がることも理解したうえで、起業に踏み切れそうですか。
【公務員の起業デメリット】③税金面
![お金](https://i0.wp.com/koumuinkigyo.com/wp-content/uploads/2021/05/葛藤-2.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
公務員が個人起業する3つ目のデメリットは、『税金面が複雑』なところです。
結論からいうと、知識がないと損をする可能性や確定申告の手間などがあります。
公務員とは違い、自分で税金に関する部分も身に付けていく必要があるんです。
では、具体的にどんなデメリットがあるのか見ていきましょう!
デメリット解説
公務員が個人起業する場合、税金に関する知識は必須です。
起業して個人事業主になれば、累進課税といって収入が増えるほど税金の割合も増えていく仕組みがあります。
公務員時代と同じ金額を稼いでも、個人事業主のほうが負担が掛かる可能性が高いんです。
経費で控除できるケースも多いので一概には言えませんが、知識がないと結果的に損する可能性も十分に考えられます。
また、確定申告も自分で行わなければなりません。
税金対策の勉強も必要になるので、個人起業を考えているなら今から少しずつ勉強した方がいいと思います。
ただ、税理士にお金を払って委託することもできますので、稼げる金額に応じてといったところでしょう。
個人的な捉え方
税金問題に関して。
正直、僕が個人起業をする上で1番不安な面はここですね、、
でも、考え方によっては皆がやってることをやるだけ。
今までは会社がやってくれてただけの話です。
個人事業主が確定申告に必要な手続きはそれほど難しくないようですし。
税金の知識を身に付けることだって、これからの人生において確実にプラスになる。
損をする可能性もあるのは理解した上で、公務員とは比にならないくらい稼げばいいと思っています。
ただ本音をいえば、すべて税理士に任せたいですね、、
【公務員の起業デメリット】④無収入期間
![お金が無くて落ち込んでる男性](https://i0.wp.com/koumuinkigyo.com/wp-content/uploads/2021/06/hasan-almasi-dJfhWsCmq3M-unsplash-scaled-e1622685804211.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
公務員が個人起業する4つ目のデメリットは、『無収入期間』があることです!
あくまで副業はできないと仮定してるので、うまく副業収入が確保できている方にとってはデメリットではありませんね。
ただ、僕は副業をしないで起業するので無収入期間があることは確実にデメリット。
ここでは、無収入期間のデメリットについて紹介していきます!
デメリット解説
公務員は基本的に副業ができないので、起業するとなると無収入の期間がどうしても発生します。
そんな厳しい現実に加えて、個人起業で結果を出すにはそれなりに時間が掛かるもの。
公務員を辞めた途端に、すぐ収入が得られるかといえばそうではないんです。
例えば、僕のようにブログで個人起業をする場合。
そもそも、ブログが見られるようになるまでに時間が掛かりますよね。
要するに、ただでさえ無収入で焦る。さらに収入が得られるまでに時間が掛かるんです。
物販ビジネスのように早めに結果が出やすいジャンルもありますが、それでもすぐには納得のいく収入にはならないでしょう。
このデメリットはしっかり抑えておかないとなりませんよね。
ただ、このデメリットに関しては明確な改善策があるんです。
個人的な捉え方
個人的には、公務員のうちに準備をしておけばスタートダッシュが決まると思ってます。
まさに、僕が今ブログを書いているのも無収入期間を短く抑えたいから。
半年も暮らせるか分からないほどの貯金しかありません。
でも、何とかしなければいけない。
であれば、今のうちに準備を進めておくしかないんです。
つまり、起業した瞬間に収入を発生させることが出来る仕組みさえ作っておけばいいということ。
無収入期間も短く終わらせることが出来るし、時間が掛かることは公務員時代に終わらせれる。
それに、個人起業の場合は開業するのに資金は必要ありません。
そういった意味では、このデメリットは準備次第でどうにかなる部分だと思っています。
まとめ
この記事では、公務員が個人で起業する4つデメリットと、個人的な捉え方について紹介してきました。
あなたは4つのデメリットをどう感じたでしょうか。
少し脅かされた気持ちになっていたらすいません。
でも、やはりこれが現実でそんな甘いものではありません。
何かを手に入れるためには、どうしてもリスクは付き物なんです。
ただ、これからも公務員を続けることに比べてどうでしょうか。
僕はそう考えたときに大したデメリットではないように感じたんですよね。。
安定を失うことや社会的信用が下がるなんて分かりきってたことだし。
税金は少しやっかいだけど挑戦する価値はあるし、時間が掛かる部分はすでに準備してる。
どちらかというと、公務員を続ける方がよっぽどデメリットではないでしょうか。
全ては捉え方次第。
自分の判断を信じて踏み出してみませんか。
近い将来、「大したデメリットでもなかったわ」と言えればいいんです。
![](https://koumuinkigyo.com/wp-content/uploads/2021/09/koji-bana.jpg)