僕が公務員を辞めるにあたり、周りからこんなことを言われたりします。
身内からは「退職金もちゃんと貰えるのにもったいない」と。
同僚からは「年金とか考えたら俺は辞めれないわ」と。
考えたことはもちろんあるし、全うな意見だなと思いつつ。
僕はその意見には疑問があるんです。
この記事では、『どうしても頭をよぎるお金の魔力』に対して僕がどう考えたのかを紹介していきます!
あなたもお金の魔力が引っかかってませんか。
もしそうだとしたら、この記事を読んだ後に今一度考えてみてください!
受け取れる年齢をイメージした
生きてる保証はない
一番しっくりきた僕の考え方としては、
「それ、いつの話してんの?」ということ。
退職金にしても年金にしても、僕らが貰える年齢は65歳とか70歳とかだよなと。
そもそも生きてる保証もない年齢に差し掛かってる。
「仮に70歳で退職金を貰って使える体力があるのか?」
「後世に残すのも大事だけど、それで人生満足なのか?」
そんなことを考えたときに、いま考えるべきはお金じゃないと思いました。
50代や60代で亡くなった身内を見てきた僕にとっては、あまりにリアル感のない話だったんです。
未来を考えることが健康的か
そこで僕が思ったのは1つ。
未来の不確かな保証金のために我慢して働くなんて健康的じゃないということ。
もし、お金を貰うまえに死んでしまったら、
今まで必死に耐えてきた自分に説明がつかないなと。
まだ僕は30代なので、そこまで死に対する意識は強くありません。
なんとなく、「まだまだ先は長いし、、」と考えてしまうことも当然あります。
でも、この考え方が1番リスクだと思いました。
「仮に40で寿命を迎えるとしたら、すぐにでも仕事辞めるよな、、」
「おそらく80まで生きるから、いま辞めない選択をするのか?」
そう自分に問いただした時、退職金や年金のための現状維持ほどリスクなことはないと思ったんです。
後悔しない人生なんてあり得ない
後悔を減らしたい
よく、『後悔のない生き方』とか『やらない後悔よりやる後悔』といった言葉を聞きませんか?
その通りだとは思いつつ、僕は『後悔しない人生なんてあり得ない』と思っています。
絶対、少なからず後悔はするんです。
よく親父が「いつ死んでも後悔ない!」と言ってたのを聞いたりしましたが、それは総論にすぎないというか。
後悔の少ない選択をしてきたことが「いつ死んでも後悔ない!」に繋がっていたんだと思います。
僕はこのまま公務員を続けたら、
将来に「あの時、公務員を辞めてたらどうなってたかな、、」と挑戦しなかった自分を悔やむと思いました。
あなたはどうですか。
お金よりも価値のある選択とは
最後に綺麗事を言って、この記事は終わりたいと思います。
あなたにとってお金よりも価値のある選択とはなんですか?
僕はハッキリとは分かりませんでしたが、今この仕事を続けることは確実に違うと思いました。
お金はもちろん大事です。
お金がないとやりたいこともできないですし。
でも、だいぶ先の退職金や年金を考えるのは違うのかなと。
後世には残す分は死亡保険で十分かなと僕は思いました。
貰えるか分からないお金よりも、あなたにとって価値のある選択があるはず。
他のだれでもない『あなた』が納得できるように、判断を見誤ることのないようにしていきましょう!!