仕事を辞める＝反対されると思っていませんか？
少なからず、過去の僕はそう思っていました。
でも、現実はタイトルにもあるように全然反対されなかったんです。
もちろん、それなりの覚悟で伝えたからという部分もありますが、今となっては「意外と反対されないのかもしれない」とすら思っているところ。
この記事では、僕の体験談を通して『反対されるとも限らない』ということが伝わればと思います。
もし、反対されるのは目に見えているからと決めつけて諦めているなら。
あなたの覚悟によっては全く違った反応が得られるかもしれません。
【関係別】リアルな反応とは
家族の反応
まず、家族の反応から紹介していきます。
僕は現在独身なので、親に報告したときの話です。
結婚されている方はまた違った反応かもしれませんが、家族というくくりで知ってもらえたらと思います。
まず、僕の親は安定思考が強く、退職まで同じ会社で働きとおした人間でした。
間違いなく反対されると思っていたので、報告する前にある程度シミュレーションをしていたんです。
「こう言われたら、こう言おう」
「こう言ったら、こう言われてしまうかな、、」
みたいな感じです。
長引くことを予想しながらもハッキリと報告しました。
「いろいろ考えて、今年いっぱいで仕事を辞めることにした。」
「転職ではなく独立。そのために今は働きながら準備してる。」
そう伝えたところ、
『へ〜いいんじゃない？』
『自分の人生だから、後悔するくらいならやってみたらいいしょ。」
、、、拍子抜けでした。
独身ということも関係してるとは思いますが、実親の反応がそんな感じです。
友人の反応
続いて、友人の場合。
友人の場合は、親よりも驚いていました。
「え〜もったいないしょ！！」
「でも、もう決めたことなんだもね？」
僕の性格を知っているからなのか、一度決めたら頑固なことは分かっていたんだと思います。
「もちろん、応援はするけどなんかあったらちゃんと言って。」
「間違っても自殺とかそーゆーのはやめてよ、、」
友達に恵まれているな〜と感じた瞬間でした。
自殺さえしなければいいと背中を押してくれたのが嬉しかった。
ここまできたら、もう怖いものはないというか。
あとは職場に伝えれば、いよいよ反対派はいないことになります。
同僚・上司の反応
結果はもうお分かりかと思いますが、同僚や上司にも反対されることはありませんでした。
むしろ羨ましがられることの方が多かったですね。
トップクラスの安定感を誇る公務員から羨ましがられるのは不思議な感覚でした。
おそらく、辞めたいけど辞めれない人がほとんどなんだと思います。
最近では辞める人も増えてきてるせいなのか、人生について考え出す年頃なのか分かりません。
ただ、辞めることが羨ましいと言っていた方は、一度は考えたことがあるんだと思います。
「一度は考えたものの安定を選んだ後悔」なのかなと考えたりもしました。
真相は分かりませんが、いよいよ反対されることはなかったんです。
僕の予想はいとも簡単に覆されました。
感想としては、『こいつを止めても無駄だよな感』を思いっきり出したのが良かったかなと勝手に思っています。
案外、反対されにくいかも
反対されるのは若い頃が多い
反対されると思うのが自然だと思うのですが、今回の経験を通して思うことがあります。
結論からいうと、大人が考えて出した結論はあまり反対されないんじゃないかと。
僕は30を越えてますし、もう自分で自分の責任が取らなきゃならない歳です。
反対されるイメージを抱いてしまうのは、若い頃のイメージがこびり付いてるんじゃないかと思うんですよね。
僕だけだったらすいませんが、なんか昔って事あるごとに反対されたイメージがありませんか？
おそらく、まだ自分で責任を取れる歳じゃなかったからだと思うんです。
守られる存在というか、間違った道に進まないようにというか。
でも、僕らはもう大人です。
自分の道は自分で決めていい歳だと思います。
それに、反対されて諦めて後悔しても、それは完全に自分の責任です。
自分が反対を押しきれなかったからで、止めた人に責任はありません。
僕はそんなことを考えて決めました。
時代の流れもある
一昔前であれば、一つの会社で終身雇用がメジャーでしたよね。
でも、時代の流れもあって今は辞めやすくなってると思います。
生涯安泰の公務員ですら早期退職の募集があったりするくらいですからね、、
個人で生きていくのもそんな珍しい時代ではないというか、色眼鏡で見られることもないと思ってます。
たしかに社内では変わり者かもしれませんが、外の世界に出れば大した珍しくないことも知りました。
ただ、僕の場合は反対されませんでしたが、もしかしたら反対されてしまうかもしれませんね、、
それでも、辞めたいなら言ってみる価値はあると思います。
というより、言うべきではないでしょうか。
自分だけの人生ではないかもしれませんが、結局は自分の人生です。
それなりの覚悟を持って、『相談』ではなく『報告』をすれば伝わると思います。
