退職を告げるハードルって高くないですか?
2021年4月に僕は上司に報告したんですが、当時なかなか思いきれずにいた自分がいたので、今回こんな記事を書くことにしました。
正直、ハードルは高いものの越えてみたら大したことじゃなかったんですよね。
自分の中で、「考えてみたらそうだよな〜」と思うことを紹介していきたいと思います。
もし本気で仕事を辞めたいけど、世間体を気にして辞めれないのであれば、、
それは大袈裟ではなく、ほんとにリスクのあることだと思います。
どうか、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
退職報告をするまでの葛藤
周りの目
僕は退職の意志を伝えることに抵抗がありました。
その理由は、周りの目が気になったからです。
「どう思われるんだろう、、」
今思えば、余計なことばっかり考えてないで早く報告しちゃえよと思うのですが、、
当時の僕には大きな壁となっていました。
「どう伝えたら納得してもらえるだろう。」
「スムーズに報告できる口実とかあればな、、」
僕の目線は、常に自分ではなく周りにありました。
でも、おそらく仕事を辞めるときってそんなもんなんですよね。
情けないとは思うけど、気にならないのは無理というか。
組織の中で生きてきたからこそ、自然に抱いてしまう感情なんだと思います。
でも、僕と同じような気持ちで悩んでる方も多いのではないでしょうか。
もし周りの目が気になって辞めれないのなら、僕の話をもう少し知ってみてください。
世間体も気になる
辞めにくいのは周りの目だけではありません。
どうしても世間体は気になるんですよね。
公務員になったことで喜んでくれた人も沢山いますし、世間的には安定な職業だからこその葛藤というか。
勝手な想像ですが、家族がいる方であれば、周囲の家庭から「あそこの旦那さん仕事辞めたらしいよ、、」みたいな。
「公務員です」と「個人事業主です」では、世間体の壁があるような気がしていました。
どうですかね?
これは僕が考えすぎなだけでしょうか。
安定界ではトップクラスの公務員という職業も関係してるかもしれませんが、世間体的には辞める=落ちるしかないんですよね。
ただ、実際にこの壁を乗り越えてみて分かったのは全て幻想だったということ。
脳が作り出す幻想によって、可能性のある生涯を無駄にしなくて本当に良かったと今では思います。
退職報告を済ませて分かったこと
自分の影響力の無さ
ここからは、退職報告を済ませて分かったことをリアルに紹介していきます。
まず、1つ目は影響力の勘違いですね。
「周りにどう思われるかな、、」といった心配があったんですが、周りは大したどうも思いません。
もっと具体的にいうと、最初だけです。
例えるなら、芸能人の不倫問題みたいなもの。
一時的に話題にはなるものの、時が経てば話題にすら挙がらなくなります。
「自分の影響力ってこんなちっぽけなものだったんだ。」
「なんて無駄なことを長々と悩んでいたんだろう、、」
そんな感情になったことを覚えています。
というか、今も現役なので日々噛み締めています。
職場内のインフルエンサーにでもなったような気でいたのかもしれません。
蓋を開けたら影響力なんて皆無で、悲しむのは仲の良いフォロワー5人くらいのもんです。
それに、本当に仲のいい方であれば仕事だけで繋がっているわけではないし、これからも関係は続いていくわけで。
これだけで十分なんですよね。
まず1つ分かったことが、自分の影響力の無さでした。
人は自分以外に興味なし
続いて、2つ目の真実としてはもう見出しのとおりです。
人は自分以外に興味ありません。
これは冷たいとかそういうことではなく、人の本質だと思います。
基本的に誰もが自分基準で世界は回っているんです。
今だから思うんですが、考えてみてほしいのは『誰かが仕事を辞めたとき』のこと。
仲が良ければ確かにショックかもしれません。
でも、先ほども触れたように仲が良ければ辞めても関係は続きます。
では、仕事上だけの付き合いだった場合。
「辞めちゃうんだ〜」くらいのもんではないでしょうか。
要するに、ほとんどの人は辞めることを何とも思わないんです。
経験してみて、ここのギャップは本当にあります。
世間体が気になってしまうかもしれませんが、世間体なんて大したないんですよ。
ありそうな気がしてるだけで、世間体なんて気にしなくていいんです。
だから、世間体を気にしてやりたいことが出来ないなんてナンセンス過ぎます。
『一度きりの人生』とはよく言いますが、経験を通して本当に危なかったと感じるところ。
退職の壁はどうしても高く感じてしますものですが、越えてみたら低かったことが分かるんです。
言い出しにくさや世間体はあると思いますが、本当に自分のためを思うならどうかクリアしてほしいと心から願います!!