僕は2021年度いっぱいで、11年間の公務員生活に幕を閉じます。
なぜ、公務員を辞めることにしたのかというと、辞めたくなった理由がポジティブだったからなんですよね。
今思えば、すべてはネガティブなようでポジティブな悩みでした。
そんな経験から、公務員を辞めたくなってる方に向けてこの記事を書いています！
「辞めたいのに辞めれない」と落ち込んでいませんか？
もし、そうだとしたら2分だけ僕の話を聞いてください。
公務員を辞めたい理由が前向きなケース
今思えば僕がそうだったんですが、公務員を辞めたくなった理由が前向きなケースもあると思うんですよね。
例えば、僕の場合はこんな感じ。
こんなふうに、ポジティブな理由があって辞めたくなっているのにも関わらず、『公務員を辞めたくなってる事実』に目が向いてしまっていたんです。
あなたはどうでしょうか？
もし僕と同じような理由で、公務員を辞めたくなっているのだとしたら、、
それは、公務員を辞めない理由としてあまりに残酷ではないでしょうか。
思ってた安定と違った
この理由は結構な『公務員あるある』だと思います。
公務員になる前の安定イメージと、なった後の安定イメージは同じでしたか？
実際に就職してみて分かったことではありますが、公務員ってあまりにも精神的に安定してない人が多すぎるんですよね。
収入面やローンなどの信用面でみたら、たしかに安定してるのかもしれません。
でも、本当に欲しかった安定は精神的な充実感だったのではないでしょうか。
少なくとも僕はそうだったように思います。
安定してないと思う自分がいながら、「でも、公務員は安定してるしな〜」の呪縛からなかなか抜け出せない。
『自分に言い聞かせる安定は安定ではない』と今ならハッキリと言い切れます。
やりがいを求めたい
公務員を辞めたくなった理由として、やりがいを求めてしまうケースもありました。
僕らの仕事が少なからず住民のためになってるのは事実なわけですが、どうしても日々の業務をこなす感覚はありますよね。
なんというか、『なにかを達成するために〜〜を頑張る』といったやりがいではなかった。
そんな部分が、何事も目標がないと頑張れない僕にとっては結構苦痛だったんですよね。
やっぱり自分には自分なりのやりがいがある。
だからこそ、公務員の仕事にやりがいを感じれないことは悪いことじゃないんです。
やりがいを感じにくい仕事を我慢して続ける忍耐力が足りてなくて良かったと思ってます。
密かな夢
公務員でいる限りは絶対に叶うことのない密かな夢。
これは、僕が公務員を辞めたいと思った最大の理由でした。
『〇〇とかやってみたいな〜』と思うたびに、『でも公務員だしな、、』で終わる。
公務員で数年も働けばすっかり安定に染まっているので、なかなか辞めようとは思えないんですよね。
でも再認識しました。当たり前のことを言いますが、
公務員を辞めないと叶わない夢は、公務員を辞めないと叶いません。
もう迷ってる場合じゃなかったんです。
安定を捨てるか、夢を捨てるかというあまりに簡単な二択だったんですから。
そして、辞めると決めて実際に動いてみて分かったのは、この道を望んでいた自分がいたこと。
やりたいことに挑戦せずに諦めようとしていたんですから当たり前ですね。
もし、あなたにもなにか夢や目標があるのだとしたら、それは公務員でも叶えることができか考えてみてください。
どうやら、人生は1回みたいですから。
ポジティブに辞めるなら迷う必要ない
この記事を通して伝えたいこととして、『前向きに辞めるなら迷う必要はない』ということです！
公務員の中には、ネガティブな辞めたい理由を抱えている人も沢山います。
例えるなら、部活の練習が辛いから辞めたいといった感じで。
でも、もっと高みを目指したいから辞めたいとか、他にやりたいことがあるから辞めたいという理由であればどうでしょう。
辞めなかったら、『後悔』という最大のリスクが待ち受けていますよね。
つまり、辞めない＝安定とは限らない。
大事なのは、「なぜ辞めたくなっているのか」という部分だと思います。
一度『辞める＝悪いこと』みたいな固定観念を取り払ってみてはいかがでしょうか。
