『公務員を辞めたい理由がある』
公務員を辞めたいと思ってしまうことって多々ありますよね。
公務員が安定してるというのはあくまで収入の話であって、メンタルが安定してるかといわれれば、、
「じゃあ辞めればいいじゃん。」
そんな心ない言葉がどこからか飛んできそうですが、そんな簡単なことじゃないんですよね。
だって、公務員を辞めたいけど確かに『安定』はしているんですから。
この記事では、
あなたが公務員を辞めたいと思う理由は、時間が経つにつれ解決するものでしょうか?
もし解決しない悩みなのであれば、僕と同じようにもがいてみるのもアリだと思います。
公務員を辞めたい理由は?
僕が公務員を辞めたいと思うまでにはそれなりに理由がありました。
はっきりとした1つの理由だけではなく、複数の理由が混ざり合って生まれた感情なのかもしれません。
自分でも気付くほどの理由から、自分では気付かなかったけど考えてみたらという理由まで。
あなたが公務員を辞めたいと思う理由はなんですか?
【公務員を辞めたい理由①】体制上の問題
僕が公務員を辞めたい理由の1つ目として、『公務員の体制そのものが合わない』というケースがありました。
公務員の体制ってなんだかお堅くて独特なものがありますよね。
しかも、それは公務員になるまで知らなかったのがまた辛いところ。
社会に出て現実を突きつけられたような気持ちになってしまうのも当然のことでしょう。
まずは、この公務員の体制によって僕が辞めたくなった理由を紹介していきます。
良くも悪くも年功序列
公務員を辞めたいと思う理由の1つとして、年功序列の体制がありました。
年功序列で収入や地位が上がっていくのは良いことなのかもしれない。
でも、年功序列って時によくない風潮を作り出すんですよね。
公務員ではない人からしてみれば『贅沢な悩み』と言われてしまうでしょう。
でも、決して贅沢を言ってるわけではないんです。
自分にとって年功序列の体制はいらない。
一生のうちで仕事に占める割合が大きいからこそ、もっと仕事にやりがいを見出したい。
もし、あなたも公務員を辞めたい理由の1つが『年功序列の体制』なのであれば自分を誇るべきだと思います。
耐えていれば上がっていくのにも関わらず、公務員を辞めたいと思える人がどれほどいるか。
僕はそんな自分が嫌いではありません。
現役公務員の本音
僕が公務員を辞めたい理由として、年功序列の体制が1番ではありません。
ただ全くないかと言われれば、そうではないというのが本音です。
ただ、年功序列の体制に関しては公務員11年目になっても肌に合わないなと感じる部分があります。
大した仕事もせずに出勤して帰っていくだけの人もたくさん見てきました。
優秀な上司が希望していない『ただただ忙しい部署』に吸い込まれていくのも見てきました。
もちろん、その現実を受け入れつつある自分も。
どこか学生時代にアルバイトをしていたような感覚というか。
頑張っても頑張らなくても収入は少しずつしか上がらない。
むしろ頑張ってる人にストレスが溜まり、頑張ってない人がストレスフリー。
これが『公務員の現実』ということ。
少し話は変わり、つい数ヶ月前に『コンビニスイーツをプロが評価する』という趣旨の番組を見ました。
その番組の中でスイーツ開発部の社員がプロから高評価を受けた際に、人目をはばからずに泣いていたんです。
「涙が出るほどの仕事か、、」
そう思った時、公務員を辞めたい気持ちが強くなったように思います。
なりたくてなったはずの公務員。
でも、実際になってみて違ったなら無理にしがみつく必要はないんじゃないか。
10年働いてみて改めてそう思います。
だって、年功序列に安定した収入が欲しかったわけではないんですから。
【公務員を辞めたい理由②】将来が見える
公務員を辞めたいと思った理由の2つ目として、僕はある程度レールが敷かれた未来が嫌でした。
この感覚が芽生えたのは20代後半くらい。
同僚がどんどん結婚したり子供が生まれたり、マイホームを建てたり。
「早いこと結婚して人生進めていかないとな〜」
そう思った時、自分に嫌気が差したんですよね。
「いや待てよ、、」そう思ってしまった自分との葛藤を紹介していきます。
公務員基準の人生設計
公務員になった時点で、ある程度『人生の展望が決まってくる』のも辞めたくなる理由ではないでしょうか。
「あんな家に住みたい」とか「あんな車に乗りたい」とか。
人それぞれ願望は違うと思いますが、公務員でいる限り身の丈に合った生活基準が出来上がります。
「上司の姿が将来の自分だよな」
いつかの飲みの席で同僚がふと言った一言でした。
この現実って結構辛いものがあると思うんですよね。
当然ながら、公務員だって人生はそれぞれ違うものとは分かりながらも似てくる部分はある。
人生設計がしやすいといえばそうなのかもしれない。
でも、先が見え過ぎる人生に飽き飽きしてしまうことだってあると思います。
『人生設計は公務員基準ではなく自分基準で決めたい!』
そう思う人ほど公務員を辞めたくなるのかもしれません。
現役公務員の本音
公務員を辞める決心がついた今、僕の人生設計は『安定』から『不安定』に変わりました。
でも、心は以前より安定しているというのが本音です。
これから自分の力でどうにでも切り開いていけるという『自由』が嬉しくて。
僕にとって公務員を辞めたい2番目に大きな理由がこの『見えすぎる未来』だったんです。
どうせなら起伏のある人生にしたい。
自分がそういう人間だとは公務員になるまで気付きませんでした。
いつか、公務員を辞めたことを後悔する日がくるかもしれません。
それでも公務員を辞めなかったという後悔よりは良いでしょう。
【公務員を辞めたい理由③】辞める目的が
公務員を辞めたいと思った理由の3つ目は、捨てきれない夢があったことです。
公務員を10年勤めて今さら夢とか語るのはどうかと思いますよね。
分かります。僕もそう思っていました。
でも諦めきれなかった。
公務員を辞めたいと思った最大の理由は、『夢』の存在だったんです。
夢か安定か
公務員を辞めたい最大の理由として、諦めきれない夢の存在がありました。
でも現実問題、公務員を続けながら叶えられる夢ではなかった。
そこで立ちはだかるのが2択ですよね。
この2択になった時、正直ほとんど迷うことはありませんでした。
時間が掛かったのはこの2択に辿りつくまでの年月。
少し前までの僕は、夢は歳と共に諦めていくのが大人だと思っていたんです。
僕と同じように、何か他にしたいことがあって公務員を辞めたいと思ってる方もいるでしょう。
でも、公務員を辞めるって結構勇気がいるんですよね。。
現役公務員の本音
他にやりたいことがあって公務員を辞めたいけど、辞めれない理由がある方も沢山いると思います。
僕が公務員を辞める決心をするまでに感じたところでいうと、
ここら辺はどうしても付きまとうものだと思います。
それに『公務員を辞めたいと思うこと』と『実際に辞めること』では大きな違いがありますよね。
例えば、
辞めることを家族が賛成してくれたら
今すぐにでも公務員を辞めたい方は結構いると思います。
安定してる道が確保されているとしたら
今すぐにでも辞める公務員は続出すると思います。
辞めても食べていける自信があったら
公務員を辞めることに躊躇はないと思います。
どうしても『たられば』で考えてしまいますよね。
僕もそうでした。
でも、そこで考えた『たられば』は他にもありました。
『もし公務員を辞めなかったら』
『挑戦しなかったことを後悔したら』
どうでしょうか。
『夢を追わなかったのは公務員だったから』
僕にとってこれほど言いたくないフレーズはありません。
まとめ
現役公務員の僕が辞めたいと思った3つの理由について紹介してきました。
中には辞めたい理由が『人間関係』だったり『仕事の退屈さ』だったり。
公務員を辞めたいという理由は人それぞれだと思います。
でも大切なのは理由じゃないと思うんですよね。
だって、どんな理由であれ現状は公務員を辞めたいと思ってしまっているんですから。
辞めたいと思ってる職業をこれからも続けていく。
この負のエネルギーをもっと違うところに向けれたら、結構な結果がついてくるのではないかと思っています。
もちろん僕もまだ公務員なわけで、公務員を辞めてからどうなるのかは正直分かりません。
ただ、現時点で分かってることもあります。
『大切なのは収入ではなくメンタルが安定していること』
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