公務員になったものの、人間関係で悩んでしまうことってありますよね。。
最初はこんなものかと自分に言い聞かせながら、悩みと共に生きてることと思います。
でも、その悩みは無くなるどころか日に日に膨らんでいくような気がしませんか。
これは公務員だからこそ抱える悩みなのか、公務員とは関係のない悩みなのか分からなくなったりすることもあると思います。
この記事では、『公務員が人間関係で悩む理由』と『過去10年の実例からみた現実』を紹介していきます!
あなたは、どんな人間関係の悩みを抱えていますか?
今抱えてる悩みを解決する考え方など、少しでも参考になればと思います。
公務員が人間関係で悩む理由
公務員が人間関係で悩んでしまうのには理由があると思います。
結論からいうと、『公務員じゃなくてもある悩み』と『公務員ならではの悩み』の両方が原因です!
仕事は人間関係次第で楽しくもなり憂鬱にもなります。
これからも公務員として生きていくためにも、まずは自分の悩みのタネを整理していきましょう!
【悩む理由①】根本的な人柄
公務員が人間関係で悩んでしまう理由の1つに、『根本的な人柄が合わない』ということがあると思います。
このケースは公務員に関係なくあり得る悩みではありますが、あなたは公務員なわけで。
公務員が抱えてる悩みといった点では、公務員の悩みに入ると思います。
同じ環境で育ってきたわけでもなく、いろんな人がいますよね。
体育会系で生きてきた人もいれば、文化系で生きてきた人もいるでしょう。
生きてきた環境が違うからこそ、考え方もまるで違ったりしませんか。
ネチネチ系の上司がいたり、どうでもいい事をいつまでも言ってきたり。。
学生の頃は、友人も選べるし部活動だって選べた。
でも、公務員では選ぶ権利がない。
この環境の変化に付いていけなかったりすると思います。
しかも、そうなってくるとどうしようもなく仕事が憂鬱になるんですよね。。
あなたと同じように人間関係で悩んでしまう人が公務員には非常に多いんです。
【悩む理由②】極端な年齢の幅
公務員でよくある悩みの1つとして、年齢の幅が開きすぎてるケースもあると思います。
なんなら、自分の親世代と一緒に働いたりすることもあるわけで。。
話が噛み合わないのは当たり前なことに加え、価値観や考え方もまるで違う人種ですよね。(話もつまらないし、、)
そんなの気付いた人がやればいいじゃん!
そう思えるような仕事でも、若い職員の仕事という認識が残っていたりすると思います。
「古い!古すぎる!!」
一度はそう思ったことがありませんか。
話が噛み合わなかったり、理不尽な事を言われ続ける。
そうなってくると、1日がとてつもなく長く感じると思います。
月曜日の出勤時など、週末までの果てしない道のりを想像して気分が落ちてしまいますよね。
年齢が近い人と仕事がしたいと思ってしまうのは、公務員ならではの悩みだと思います。
【悩む理由③】異動の頻度
公務員が人間関係で悩む理由として、『異動が多いこと』もあると思います。
「やっと慣れてきたのに異動かよ、、」
「環境が良かったのに次は最悪じゃん。」
そんなふうに、まるで転校するかのような『異動というシステム』が人間関係で悩ませる原因になることがあるかと思います。
ほんと辞めてほしいと思いますよね。。
せっかく一から築き上げてきた地位はリセットされる。
次もまた一から関係性を築いていくストレスが掛かる。。
異動でハッピーになる人もいるのは分かりますが、不満がある人たちだけの間でやってほしいですよね。
関係のない自分まで巻き込まれるのは勘弁してよと思うのが自然かと思います。
「あの上司は急にスイッチが入ったりするから気をつけてね」とか。
異動する前から憂鬱な気分にさせられたりすることもあるでしょう。
異動先がある程度選べたらどんなに楽か。
公務員でいる以上、異動は付きまとうと思うと気分も乗らなくなって当然だと思います。
公務員が人間関係で悩んだ実例と現実
続いて、現役公務員である僕が過去10年でみた実例と現実について紹介していきます!
結論からいうと、公務員でいる限りどうしても人間関係の悩みは尽きません。
ただ、悩みを軽くする方法やうまくいった事例などもありますので、今後の参考にしていただけたらと思います。
忘れてはいけないこととして、人間関係で悩むのはあなたが人の気持ちを考えれる人だから!
人の気持ちが分かる人間で溢れたら、人間関係の悩みなんて生まれないんですから。
八方美人は疲れ果てる
まず最初に、現役公務員である僕が経験した人間関係での悩みを紹介します。
僕は10年働いてきた中で、肌に合わない人との勤務をそこそこ経験してきました。
「絶対友達にならないタイプだな」と思いながら働くのは中々しんどいものがありますよね。
でも、社会人である以上そうも言ってられないと思い、なんとかここまでやってこれたと思います。
肌に合わない人にこちらが合わせてきた中で感じたのは、『八方美人は疲れる』ということ。
まるでカメレオンのように、環境ごとに合わせて生きることに疲れてしまった経験も沢山あります。
おそらく、僕がそんなストレスを感じていたことに周りは気付いてなかったでしょう。
だからこそ、うまくいっているように見えて異動がなかった経験もあります。
その経験から言えることとしては、『我慢してうまくやり過ごす必要はない』ということ。
10年でだいぶ公務員の風潮も変わり、今は手を挙げれば異動しやすい環境も整備されつつあります!
だからこそ、八方美人でストレスが溜まって悩むより『異動したい!』という気持ちを見せていった方が確実に効果的。
上司や同僚に相談すれば、必ず手を差し伸べてくれる人はいます!
なぜなら、あなたが人の気持ちを考えたきた姿勢を見ているから。
そんな人は助けてあげたいと思うものですから、少しくらい弱音を吐いてもいいと思いますよ。
年齢差への対応
次に、僕の部下が経験してきた『年齢差』による人間関係の悩み。
数人いるのですが、彼らが配属になった部署は退職間際の職員も多い部署でした。
「聞いてくださいよ。無言の時間が3時間くらい続くのが当たり前です。」
「何も自分でやらないし全部仕事を押し付けてくるんです。」
「そのくせ、仕事に文句つけてくるし、、、もう1日が長すぎます!」
そんな愚痴を聞いたことがありました。
上司が自分の親よりも年上だったりするんですよね。
歳が近しい同僚とかがいれば愚痴をこぼしながらやっていけるんでしょうが、そんな環境ではない。
中にはそんな環境に塞ぎ込んでしまい、結果的にメンタル的に参ってしまった部下もいました。
ただ、うまく切り抜けた部下もいたんですよね。
その部下曰く、「年寄りは昔話を聞いておけば機嫌が取れる!」とのこと。
そして、一度気に入られれば簡単に環境が変わるとも言ってました。
確かに、年齢差での人間関係に悩んでいるのであれば『一度気に入られる努力』をしてみてもいいかもしれませんね。
『仕事のできない部下』の認識から『子供と同世代の若い人材』という認識に変えてあげる。
それだけで、向こうの出方が変わってくるのは現実的によくある話だと思います。
変わらない現実
公務員の人間関係による悩みが『異動』による場合。
悩みがこのケースの場合は、慣れないし無くならないのが現実です!
これまで働いてきた中で、慣れてきたことは沢山ありました。
根本的に合わない人との勤務にも慣れてきましたし、年齢差がある上司とのコミュニケーションの取り方も10年働けばだいぶ慣れてきた。
でも、どうしても『異動』の悩みだけはなくならないんですよね。
「せっかく仕事覚えたところなのに。」とか、「せっかく良い環境で仕事が出来始めたのに!」とか。
環境が良かった職場ほどすぐ異動になったり、、
そんな異動の悩みというかストレスはどうしても無くならないものだと思います。
例えるなら、天気のようなものですよね。
いくら今が晴れていても、今後も晴れている保証がないというか。
やりがいを感じにくい職種だからこそ、人間関係くらいは良好でありたいと思うのが自然でしょう。
『作り上げてきた人間関係が人事次第でバラバラになる』という効率の悪さが僕は嫌いでした。
でも、変わることはないからそんなことを言っていても仕方ないんですよね。
解決する道もある悩みもあれば、解決できない悩みもある。
それが公務員なんだと思います。
まとめ
・公務員が人間関係で悩む理由
・公務員が人間関係で悩んだ実例と現実
この記事では、これら2項目について紹介してきました!
総じて言えることとしては、公務員の人間関係って大変ですよね。
僕自身も「いっそ、めんどくさい人達で固まってほしい」と思ったことが何度もあります。
ただ、そうもいかないのが現実ですが、、
公務員を続けていく上で人間関係は重要な部分。
早いうちに、『年数や経験が解決してくれる悩み』と『解決できない悩み』はしっかりと見極めておくのがいいでしょう!
あなたの日常に付きまとう人間関係の悩みが、1日でも早く解決されることを願っています。
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