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公務員が退職を伝えるタイミングとは!報告時のポイントを徹底解説

『11年目現役公務員』のコジーです。僕は2021年度を持って11年間の公務員生活を終えます。 当サイトでは『公務員の葛藤』や『公務員の挑戦』について今感じてることをリアルにお伝えしていきます。 公務員を辞める自分を肯定するわけではなく、この記事に辿り着いてくれた皆さんの心に少しでも寄り添えたら幸いです。周りには話せないあなたにしか分からない悩みと一人で向き合ってることに敬意を表して。

公務員が退職を伝えるタイミングって難しいですよね。

 

できることなら自分にとっても組織にとってもベストなタイミングで伝えたい。

そうは思うものの、「でもベストなタイミングっていつ?」と思うのではないでしょうか。

 

僕もつい先日に退職の意向を伝えたのですが、非常に伝える時期は悩みました。

結果的には無事に済みましたが、伝える時期について考えきたことは参考になるかなと思っているところです。

 

この記事では、現役公務員である僕が退職を伝えたタイミングを紹介した上で、伝える時期のポイントについて紹介していきます。

 

『いつ』、『どんな状況を選んで』、『伝え方のポイントはなにか』。

この記事を読むことで、スムーズに退職の報告を終えることができると思います。

現役公務員の僕が退職を伝えたタイミング

まず始めに、現役公務員である僕が直属の上司に退職を伝えたタイミングをお伝えします。

 

結論から言うと、年度始めに退職の意向を伝えました。

要するに、約1年前の報告ということになります。

 

僕の場合はちょうど人事異動があり、慣れ親しんだ職場ではなく新しい職場での報告。

できるだけ早く伝えたかった僕は『4月中の出来るだけ忙しくない時期』を狙っていました。

 

「さすがに4月はバタバタするかな、、」

そう思っていたのですが、新しい職場の状況的にわりと落ち着いていたこともあり、3日目の勤務で退職の意向を伝えたんです。

 

具体的に『どんな会話をして退職を伝えたのか』というと、直属の上司に報告する前の会話はこんな感じでした。

 

僕「〜〜さん。仕事後に10分ほどお時間をいただけないでしょうか?」

上司「どうした?」

僕「ちょっと報告がありまして、、」

上司「分かった。終わったら声掛けるよ」

 

思っていたよりスンナリ交渉は成立。

 

明るい話題が暗い話題か聞かれたら、「明るい話題です」と答えよう。

そんなシミュレーションを頭の中で話をしていたのですが、その必要はなかった。

 

上司からしたら「何の報告だろう?」と思うくらいかもしれませんが、こちらとしてはかなりの緊張でした、、

 

話を戻して、いつ上司に報告するのがベストなのか。

業種によって繁忙期の時期は違うかと思いますが、僕の職場では年度始めがベストなタイミングだったと感じています。

 

次に、退職を伝える時期のポイントついて紹介しますので参考にしてみてください!

公務員が退職を伝える時期のポイント

公務員を辞めたくて立ち止まる人

続いて、公務員である僕が退職を伝えた際のポイントについて紹介していきます。

 

ポイントを結論から言うと、『退職を伝えられる側がどう思うか』を考えること。

この考え方さえ間違わなければ、スムーズに報告を終わらせることができると思います。

 

では早速、退職を伝える際のポイントをお伝えしていきましょう。

ポイント①報告する時期

公務員が退職の意向を伝える上で、1つ目のポイントとしては『報告する時期を意識すること』です。

 

僕が退職を伝えたタイミングは、年度始めとかなり早めでした。

年度始めを選んだ理由としては、自分の心理的にも公務員の組織的にもメリットがあると考えたからです。

 

まず心理的な話からすると、退職を伝えることが長引けば長引くほど「早く伝えなきゃいけない」と思ってしまうのが自然でしょう。

自分の中で報告のハードルがどんどん上がっていくことが予想できますよね。

 

例えば、小さい頃に悪いことをしてしまってそれを親に打ち明けるのって大変じゃなかったですか?

報告が遅ければ遅いほど、「なんで早く伝えなかったの!」と怒られてしまったりするからですよね。

 

だからこそ、とにかく早く心理的に楽になりたかったので早めに伝えることを意識しました。

その結果どうなったかというと、肩の荷が下りたような感じがして今やるべきことに集中できる環境を作ることができたんです。

 

次に公務員の組織的な話をすると、できるだけ早めに打ち明けた方が組織的にも助かります。

なぜなら、自分が公務員を辞めることによって人事や引継ぎに影響を与えるからです。

 

代わりの人を補充しなければなりませんし、今与えられている業務を引き継がなければなりません。

なので、少しでも感謝の気持ちがあるなら早めに打ち明けることがせめてもの恩返しだと思った方が良いでしょう。

 

その自治体によって規程が定められているので確認してほしいのですが、僕の場合は『半年前には伝えないといけない』といった感じでした。

 

あとは、相手に余裕がある時期なのかどうかもポイントです。

 

例えば、繁忙期に公務員を辞めることを打ち明けられても、「落ち着いたら話聞くから」ということになりかねません。

仮に話を聞いてくれたとしても、迷惑なことに変わりはないでしょう。

 

ここで考えるべきは、自分が部下に退職を告げられる立場だったらということ。

 

あなたはどんな時に報告を受けたら助かりますか?

相手の立場になって考えることができれば、大きく報告時期を間違えることはないと思います。

 

僕の場合は、年度始めだったので「繁忙期なんじゃない?」と思うかもしれませんが、繁忙期の時期は業種によるところ。

以上のことを踏まえて報告した結果、「早めに伝えてくれてありがとう」と言ってもらうことができました。

 

要するに、公務員が退職を伝えるベストな時期としては『繁忙期を避けて、相手の立場になって、早めに伝える』ということです。

ポイント②報告する時間帯

楽しい道に向けて動き出した足

公務員が退職の意向を伝える上で、2つ目のポイントとしては『報告する時間帯』を意識することです。

 

「時間帯まで意識しなきゃいけないの、、」

そう思った方もいるでしょう。

 

でも、時間帯を考えて報告することでスムーズに承諾してもらえるといっても過言ではないと思います。

 

例えば、あなたが部下から退職を告げられるとして、月曜日の朝(仕事前)だとしたらどうでしょう。

「え、いま?ちょっと時間帯考えてよ!」と思いますよね。

 

月曜日の朝はちょっと大げさかもしれませんが、できればリラックスした時間に聞きたい話だとは思いませんか。

 

仮に僕が上司だとしたら、仕事後が最も話を聞く体制が整っている時間帯だと思います。

仕事前でも昼休みでもなく仕事後が1番いいです。

 

「10分でいいので仕事が終わった後に時間をもらえませんか?」

そう部下から言われたら、10分の時間を作る事をそこまで苦には思わないでしょう。

 

さらに欲を言えば、月曜日よりも木曜日や金曜日の方がうれしい。

 

要するに、自分に合わせてもらうよりも相手に合わせるということ。

相手の立場になって考えることで『報告する時間帯』に関しても答えが見えてきやすいと思います。

まとめ

・現役公務員の僕が退職を伝えたタイミング

・公務員が退職を伝える時期のポイント

 

この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。

総じて伝えたいこととしては、『退職を伝えられる側』がどう思うかが第一優先で、自分は二の次ということ。

 

もちろん、自分が伝えやすいタイミングも大切なので第一優先とのバランスを意識するのが良いと思います。

『立つ鳥跡を濁さず』といったことわざがあるように、何より迷惑がかからない時期を選ぶことがベストです!

 

とはいえ、ベストなタイミングが分かっても伝えにくさは避けられません。

 

そのプレッシャーから逃れるために、辞める寸前に伝えてしまう人もいます。

もしくは、退職代行といったサービスを考えている人もいるかもしれません。

 

でも、どうでしょう。

公務員を辞めてもこれからの人生は続いていくわけで、大事な報告1つできないようでは次のステージでうまくいくでしょうか。

 

精神論にはなりますが、『退職の報告をきっちりと終えれるか』はこれからの人生を左右するほどのことだと思います。

公務員を辞める選択をした自分に誇りを持って、早めに報告を終えてみてください!

 

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コジー
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