公務員を辞めたいけどどうしても周りの目が気になってしまう。
そんな方もいるのではないでしょうか。
たしかに、周りの目ってすごい気になりますよね。。
「こんな風に思われるんだろうなぁ」とか「こんな風に思われたら嫌だなぁ」とか。
自分の中の想像がどんどん膨らんでいくと思います。
でも、自分だけの想像で踏み切れないなんてどこかおかしな話ではないでしょうか。
この記事では、公務員を辞めたいけど周りの目が気になるという方に向けて、僕の実体験をメッセージとしてお伝えしたいと思います。
大前提としてお伝えしておきたいのは、全く周りの目が気にならない人もいるということ。
そんな中、あなたが周りの目を気にしてしまうのは人の気持ちを最優先に考えることができるからです。
でも、そんな相手目線の自分=自惚れでもあるということを伝えていこうと思います!
公務員を辞めたいけど周りの目が気になる
「公務員は辞めたいけど周りの目が気になる。」
そんなふうに思ってしまう理由と解決策をお伝えしていきます。
結論から言うと、『人は自分以外にそこまで興味がない』ということを知るだけで解決です。
周りの目がどうしても気になってしまう自分を客観的に見るキッカケにしてみてください。
周りの目が気になる理由
公務員を辞めたいけど周りの目が気になる最大の理由。
それは、周りが自分に興味があると心のどこかで思っているからです。
自分に興味があると思っているから、どう思われるかが気になる。
自分に興味があると思っているから、辞めると伝えることで周りがどう感じるのか不安になるんです。
過去を振り返って、あなたの周りでなにかを辞めていった人を思い出してみてください。
今でもその人のことを頻繁に思い出しますか。
そうなんです。
ほぼ100%と言っていいほど頻繁に思い出すことはないし、ほとんど話題にならない。
例えば、とんでもないカリスマ性を持った方であれば、もしかしたら話題に挙がることがあるかもしれません。
ただ、そんなカリスマ公務員でも「もしかしたら」くらいのもんなんです。
要するに、周りの目が気になるというのは自分にうぬぼれている証拠。
僕自身もそう考えるようにしてから心が軽くなりました。
自分は周りの目が気になるのに、周りは自分のことを気にしてない。
そんな、『絶対に叶わない片思い』のような感覚に対して恐れているということなんです。
本当の不安が別にないか
ここでもう一つ考えて欲しいのが、『本当の不安が別にないか』ということです。
例えば、「公務員は辞めたいけど公務員を辞めるのは怖い」という感情を持ってしまうことがあると思います。
本当はこの理由が公務員をやめれない1番の理由なのに、弱くない自分でありたいがために都合よく変換してないでしょうか。
と、わざわざ余計なことをいうのは数年前の僕がそうだったから。
本当は「公務員を辞めて何かもっと熱くなれることがしたい!」と思っていたのに、公務員を辞める怖さから、
「辞めるなんて言いだせないしな〜。」
「辞めない限り安定してるわけだし、、」
そう自分に言い聞かせていたんです。
それでも、「公務員を辞めて自分のやりたいことをやろう!」と覚悟がついたとき。
周りの目を気にしてる時間なんてないと思えました。
もし心に手を当てて考えてみたときに、周りの目とは関係のない不安があるならば。
本当に潰すべきはそっちの不安なのかもしれません。
【実体験】公務員を辞める人の話題は一瞬
続いて、『公務員を辞める人の話題は一瞬』という現実を実体験を通して紹介していきます。
すでに公務員を辞めた人、これから公務員を辞める人。
結論から言うと、両者とも共通して話題になるのは一瞬です。
そんな現実を具体的なエピソードを交えてお伝えしていきます。
実体験①辞めていった同僚
僕の周りには、辞めていった同僚が10人以上います。
親しくしていた同僚も多く、辞めると聞いた時は確かに寂しくなる気持ちがありました。
でも、その同僚の話が頻繁に出るのかと言われればそうではなく、話題にならないことの方が圧倒的に多いんです。
全く話題が出ないのかと言われればそんなことはないですが、何かの話の流れから「そういえばあいつ元気にしてるのかな?」といった具合がほとんど。
おそらく、辞めていった同僚側からみても同じことが言えると思います。
新しい環境では新しい仲間との会話があるわけで、過去に関わっていた人の話題なんてしないのが自然でしょう。
それに、同じ公務員でさえもそんなケースは頻繁にあるもの。
異動する前は仲良くしていたのに、異動した途端にほとんど会わなくなるケースも多々あります。
要するに、人は自分のこと以外に興味がないのが現実なんです。
『同じ公務員ですら離れたら話題にならなくなる』と考えてみてください。
周りの目を気にして辞めれない自分がどこかもったいなく感じてこないでしょうか。
実体験②これから辞める自分
これから公務員を辞める僕自身の体験を通しても感じる部分はあります。
僕も、退職の意向を伝えるまでは確かに周りの目が気になりました。
「言い出しにくいな〜」とか「どう思われるんだろう、、」とか。
寝る前に考えだしたものなら眠れなくなるくらい想像を膨らませてしまったことも沢山あります。
でも、そんなことを考えだしたら「このまま公務員を辞めれないで終わってしまう」と思って、それなりに勇気を出して報告したんです。
親しい同僚、お世話になった上司、可愛がってる部下。
どのケースに関しても、伝える前はどこか憂鬱で緊張しました。
それでどうなったかと言うと、ありがたいことにちゃんと惜しんでくれるんです。
でも、やっぱり想像とは全く違いました。
その時に僕は悟ったんです。
「そりゃそうだよな。みんなにはみんなの生活があるし、他人のことを考えている余裕なんてないんだから。」
悲しいとかではなくて、「自分が自惚れていただけだったんだ」と心のどこかで安心したんです。
きっと、僕の話を聞いて共感できる部分があると思います。
どうでしょう。この話を聞いてもまだ周りの目が気になるでしょうか。
もちろん、一瞬の話題性は避けられませんがその一瞬は驚くほどに一瞬なんです。
まとめ
・公務員を辞めたいけど周りの目が気になる
・公務員を辞める人の話題は一瞬
この記事では、これら2つのテーマについて解決策と実体験を含めて紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、思っているほど自分に興味がないということ。
もちろん、ちゃんと悲しいとか寂しいとは思ってくれてるんです。
ただ、周りの目が気になっていた方であれば全員が全員「こんなもんか、、」と拍子抜けしてしまうでしょう。
そのくらい、『人は他人に興味がない』という現実を知ることができると思います。
だからこそ、周りの目が気になるから公務員を辞めれないというのは非常にもったいないことだと思うんです。
だって、周りは何とも思っていないんですから。
ここまで読んでいただいた方は、もう一度「他人の目を気にする必要があるのか」を自分に聞いてみてください。
公務員の世界を辞めていく自分は、主役でもなければ脇役にすらなれないんです。
辞める人と見送る人。
それぞれが自分ことをしっかりと考えていきましょう!
それに、ただ公務員を辞めるという話であって関係性が途絶えるといったわけではないんですから。
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