公務員を辞めると告げたあとのことって気になりませんか？
今までどおりに仕事できる環境があるのかとか、周囲の反応はどんな感じかとか。。
つい先日まで、僕はタイムリーにそんな状況にいました。
だからこそ、「早めに辞める報告をしてしまったらそのあとが辛いんじゃ、、」と思う方に届けたいメッセージがあるんです。
この記事では、公務員を辞めると伝えたあとのイメージと、実際に今の僕がどんな公務員生活を過ごしているのか紹介していきます！
出来るかぎり辞めるギリギリで報告した方が、余計なストレスが掛からなくて済むと思っていませんか？
僕の経験上、「もう辞めるのに」と思いながら黙っている方がストレスだと思います。
公務員を辞めると告げたあとのイメージ
まずはじめに、僕が過去に抱えていた『公務員を辞めると告げたあとのイメージ』を紹介していきます。
結論からいうと、良いイメージは持っていませんでした。
できれば辞めるギリギリまで報告は待ったほうがいいと思っていたんです。
その時に考えていたことは、きっと今の皆さんと一致する部分があると思います。
「これはそう思う！」とか「そんなことは考えないかな、、」とか、自分の感覚と照らし合わせてみてください。
興味本意で聞かれそう
公務員を辞めると告げたあとのイメージ。
僕がまず思ったのは、興味本位でいろいろ聞かれそうということ。
「なんで辞めるの？」
「辞めてなにするの？」
「今はなにかしてることあるの？」
などなど、辞める身からしたらあまり聞かれたくないことに答えなきゃいけないと思っていたんです。
だって公務員を辞める人がなにをするか興味ありませんか？
公務員より優れた転職先があるのかなとか。
しかも、僕の場合は転職ではなく起業。
それでいて副業もしてないと言ったら、どんなビジョンがあるのかとか。
転職するより関心は多いのかなと、恥ずかしながら勝手に思っていました。
ほかにも、いろいろ聞きたい人もいそうじゃないですか。
「成功したらどのくらい稼げるの？」とか「最終的には何が目標なの？」とか「失敗したらどうするの？」とか。
そこにいちいち答えるのは相当なストレスだなと思っていたので、ギリギリまで言わなくていいかなと思っていたんです。
働きにくくなるんじゃ
公務員を辞めると告げたあとのイメージとして、働く環境に影響がでないかも心配でした。
たとえば、こっちを見ながらコソコソ話をされるとか、、
たとえば、残ってる休暇を消化したいけど嫌な目で見られそうとか、、
たとえば、「辞めるから適当にやってるんだ」と思われたくないからミスれないとか、、
良いイメージが湧くことはなくて、いろんなところで弊害が出てくるイメージしか湧かないんですよね。。
辞めますと告げてサヨナラできるならどんなに楽か。
「1日くらいなら耐えれるけど、報告してからも公務員生活が続くのはしんどい。」
そんなふうに思ってしまうのが自然だと思います。
なぜ告げたの？
ここまで紹介してきたようなイメージがありながら、なぜ僕は辞めることを報告したのか。
結論からいうと、黙っていることの方がストレスだと思ったからです。
なぜなら、次のステージに向けた準備期間において『報告をしてない』が頭の片隅にずっといるんですよね。。
心配ごとがあったら心から楽しめないみたいなもので、、
「いまに集中したいし早く楽になりたい！」という思いから報告を決意したんです。
もちろん、他にもいろいろ理由がありました。
早く伝えた方が迷惑が掛からないとかも考えましたし、堂々とした自分でありたいという願望も。
そんないろんな要素を踏まえて考えた結果、選択肢は2択になったんです。
選択肢①ギリギリまで伝えずに、残り少しの期間は耐える
選択肢②早めに伝えて今に集中する。なりたい自分にもなる
そして、選択肢②を選んだというわけです。
その結果どうなったのかをこれから紹介していきたいと思います。
公務員を辞めると伝えて感じたメリット
公務員を辞めると告げたあとのイメージと比較して、現実はどうだったのか。
結論からいうと、イメージはイメージであって現実とはかけ離れたものでした。
どうしてもマイナスイメージしか浮かんで来なかったのに、現実はプラスなことしかないんです。
では、なぜプラスになるのかを具体的に説明していきたいと思います。
ほとんど話題にならない
公務員を辞めると告げたあとの現実。
結論からいうと、自分の退職が話題になることはほとんどありません。
なぜなら、多くの方は興味がないし聞けないからです。
これは人間が持っている性質だと思います。
例えば、あなたの部下が公務員を辞めることを早めに報告して、あなたはその事実を知ったとしましょう。
なんで辞めるのか気にはなりますよね。
「人間関係が大変だったのかな？」
「なにかやりたいことがあるのかな？」
でも、気にはなるものの部下の気持ちを考えたら、みんながいる前で聞いたりはしなくないですか？
「きっと聞かれたくないだろうな」と思いますよね。
そうなんです。
公務員は良識がある方が多いせいか意外に聞かれないんです。
たしかに仲の良い関係性であれば聞かれたりはしますが、仲がいいので別に答えるのも苦じゃないですよね。
要するに、あまり親しい関係じゃない人たちは聞いてこないので、そこまで話題にはならない。
自分がイメージしていたような興味本位で聞かれそうといった心配は、あくまでイメージだったということです。
仕事がしやすい環境に
公務員を辞めると告げたあとの現実は他にもある。
結論からいうと、仕事がしやすい環境も手に入れることができます。
なぜなら、『辞める人は惜しむ』のが人間の性質だからです。
例えば、これから辞める人に対して嫌がらせをしたりするでしょうか。
嫌がらせをしたところで辞めるんですから、そんな意味のない労力は使わないですよね！
もっといえば、嫌がらせをするような人からすると驚異でしかありませんよね。
だって、もう辞めるわけで何を言われるか分からないんですから。
コソコソ話をされることもありません。
休暇は「使いきっちゃいなよ」と言われます。
面倒な仕事を振られる機会も格段に減ります。
それでいて、いつもどおり働いただけで「辞めるのに偉い」と思われるんです。
どうでしょう。
これをメリットと捉えない方が難しいんです。
要するに、伝えておくことはメリットしかないということ。
イメージと現実は全然違うことが少し理解できたでしょうか？
誇れる自分も
僕にとって最も嬉しかった現実は、自分を誇れるようになったこと。
ギリギリまで言わないでおこうと思えばできたのに、あえて早めに報告した自分。
そんな堂々とした自分を誇れるようになります。
そこはどうでもいいと思う方もいるでしょう。
ただ、これから戦っていく方にとって『自分を誇れる能力』を得ることは大きいように感じます。
ここからは精神論なので、興味のない方は飛ばしてください。
例えば、これからの人生で越えなければいけない壁にぶつかったとき。
『嫌なことから逃げてきた人』と『立ち向かってきた人』では結果が変わると思うんです。
たかが退職の報告かもしれませんが、辞めていく僕らにとってはそれなりに大きな壁ですよね。
そこで、
・自分がどう思われるかよりも、お世話になった職場に迷惑を掛けないことを優先した人
・自分がどう思われるかばかり気になって、職場に迷惑を掛けてもいいと思った人
この人間力の差は大きいと思います。
前者を選んだ自分を肯定したいわけではなく、公務員を辞めても人生は続いていくことを忘れてはいけません。
もしあなたが残った公務員だったらどう思うか。
できれば、去り際は潔くいきましょう！
まとめ
・公務員を辞めると告げたあとのイメージ
・公務員を辞めると伝えて感じたメリット
この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、イメージはイメージであって考えすぎだったということです。
公務員として残る側の立場になってみたらわかることだったのかもしれません。
だからこそ、安心して報告して大丈夫だと思います。
とはいえ、大切なのは辞めれることであってどうしても不安だと思うのであればギリギリでも仕方ないと思います。
最も最悪なのは辞めれないこと。
これだけは忘れずにいきましょう。
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