公務員のあなたへ

公務員を辞めた先が見えたとしたら|タラレバの使い方で状況は変わる

『11年目現役公務員』のコジーです。僕は2021年度を持って11年間の公務員生活を終えます。 当サイトでは『公務員の葛藤』や『公務員の挑戦』について今感じてることをリアルにお伝えしていきます。 公務員を辞める自分を肯定するわけではなく、この記事に辿り着いてくれた皆さんの心に少しでも寄り添えたら幸いです。周りには話せないあなたにしか分からない悩みと一人で向き合ってることに敬意を表して。

もし、公務員を辞めた先が見えたとしたら、、

 

これからの決断を迷うことは少なくなりますよね。

成功してるのであれば辞めるでしょうし、失敗してるのであれば公務員にとどまるでしょう。

 

「先が見えないからこそ決断しきれないんだよ。」

いま、あなたはそんな気持ちなのではないでしょうか。

 

僕自身も同じようなことを考えたことがありますが、どうしても『タラレバ』で考えてしまいますよね。。

 

この記事では、『公務員を辞めた先が見えたら』を考えてしまう方に向けて、正しいタラレバの使い方についてお伝えしていきます!

 

あなたは透明感のある未来を望んでいるでしょう。

ただ、そう考えしまうことで不透明な未来を生み出してしまうかもしれません。

公務員を辞めた先が見えたら迷わない?

「公務員を辞めた先がしっかり見えた状態であれば迷うことはないのに!」

そう思っているかもしれません。

 

結論からいうと、その考え方では公務員を辞めれません。

なぜなら、これからもこの先も未来は見えないから。

 

仮に、辞めた先の未来が今より素晴らしいものであれば、公務員を辞める人は続出すると思います。

それに加えて、先が見えたら本当に迷わないのかどうかは今一度考えてみてください!

本当に迷わない?

公務員を辞めた先が見えたら迷うことはないと思ってしまいますよね。。

 

でも、果たして本当にそうでしょうか。

たしかに、公務員を辞めて幸せそうな日々を過ごしているのであれば、確かに迷うことはないと思います。

 

では、公務員と同じくらいの満足度で過ごしている自分がいたらどうでしょう。

そんな自分の姿を見て安心できるでしょうか。

 

そうなんです。

必ずしも、公務員を辞めた先が幸せな未来とは限らないんです。

 

僕自身、いまのあなたと同じようなことを考えながら『辞めれない期間が5年』ほどありました。

5年もの時間を、分かるはずのない、分かっても幸せとは限らない未来のことばかり考えていたんです。

 

要するに、いまは「先が見えたら迷わない」と思っているかもしれませんが、先が見えても迷うということ。

 

先が見えないことが辞めれない理由だと思っていたのに、先が見えても辞めれない。

例えるなら、ボーナスが入ったら貯金できると思っていたのに、蓋を開けてみたら貯金できてないようなもの。

 

少なからず自分のなかで『辞めれない言い訳』を作ってしまってるということです。

先のことを考えても無意味

ここまでの話の結論として。

公務員を辞めた先のことを考えるのは無意味だということ。

 

まず未来は見えないし、もし見えても辞めないかもしれない。

だったら考えるだけムダなんです。

 

例えば、「なんでそこまで辞めたかったのに辞めなかったの?」と聞かれたら。

『先が見えなかったから辞めれなかったんだよね。』と答えますか?

 

きっと、そんなの誰だって一緒じゃんと言われてしまいますよね。

 

とはいえ、僕も通ってきた道なので言いたいことは分かります。

「そこまでの極論が聞きたいわけじゃない!」と思う方もいるでしょう。

 

そりゃ不安ですよね。無意味なことなんて自分が1番よく分かってる。。

少しでもいいから辞めた先が保証されていればいいと思うのは当然だと思います。

 

そんな方に向けて伝えたいことがある。

過去の僕を含めて、先が不安で公務員を辞めれない人に考えて欲しいことがあるんです。

『公務員を辞めた先』以外のタラレバ

つい、公務員を辞めた先が見えたらと思ってしまう。

公務員を辞めたい人であれば、誰もがぶつかる障害ですよね。

 

ただ、同じように『たられば』を考え出したら、公務員を辞めた先のことだけではないと思います。

この機会に少し視点を変えて考えてみてください!

『タラレバ』は無限にある

「公務員を辞めた先が見えたら」

「辞めたとしても安定が確保されていたら」

「身内の反対さえなければ」

 

そんなふうに、『タラレバ』は考え出したら無限に出てきますよね。

もっと掘り下げて考えてみたら、

 

「あの嫌味な上司さえいなければ」

「もっと給料が高かったら」

「やりがいを感じれる仕事だったら」

 

などなど。公務員を辞めたいと思うまでにも『タラレバ』は存在します。

何が言いたいのか気付いた方もいるでしょう。

 

そうなんです。

『タラレバ』は挙げ出したらキリがないんです。

 

でも、考えてしまうのは当たり前。

『タラレバ』が悪いといってる訳ではなく、『タラレバ』で考えてほしいことが他にあるんです!

 

それは、『公務員を辞めなかったら』ということ。

先のことばかり気になって、辞めなかった時のことを考えることは少ないと思います。

 

同じタラレバでも、『辞めなかったら』を一度リアルに考えてみてください。

過去を振り返ってみて

公務員を辞めた先が気になってしまう方に伝えたいことは他にもあります。

 

それは、今までの人生を振り返ってみて欲しいということです。

その中で、『先にあるタラレバ』が叶った経験がどのくらいありますか?

 

例えば、学問でいうと『もし、英語がペラペラになれたら』とか。

恋愛でいうと、『あの人が振り向いてくれれば』とか。

 

ちなみに僕はそんな願望が叶った経験が全くありませんでした。

むしろ、だからこそ願望なのかもしれないとすら思っています。

 

あなたはどうですか?

過去を振り返ってみて、『タラレバ』が叶ったことがあるでしょうか。

その『タラレバ』では辞めれない

「公務員を辞めた先が見えたら辞めれるのに、、」

 

あなたがそう思っているのに辞めれないのは、ハッキリとした原因があります。

結論をいうと、ネガティブな『タラレバ』を考えていないからです!

 

例えば、

「公務員を辞めないで後悔したら」

「もし、あの時に辞めていれば」

「先のことばかり考えなければ」

 

どうでしょう。

タラレバは使い方によっても全然違うことが分かると思います。

 

人が行動を起こすための原動力となるのは、何もポジティブなことばかりではありません。

 

むしろ、「仕事を辞めたい!」とか「ここから逃げ出したい!」とか。

そんなネガティブな悩みの方が人を動かすことが多いんです。

 

要するに、ネガティブなタラレバを考えてみることで最悪の選択肢は避けることができる。

 

どうしてもポジティブな未来を想像してしまうから、そんなに上手くいかないんじゃないかと不安になるんです。

であれば、思いっきりネガティブな未来を想像する方があなたを突き動かしてくれるのではないでしょうか。

まとめ

・公務員を辞めた先が見えたら迷わない?

・『公務員を辞め先』以外のたられば

 

この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。

総じて言いたいこととしては、人生総じてタラレバだということ!

 

タラレバの使い方によって、あなたの人生は大きく左右されるんです。

 

「もし公務員を辞めて後悔したら」

「もし公務員を辞めないで後悔したら」

 

この2つの考え方から、より大きな後悔を感じる方に動けば最悪の選択肢は避けられます。

 

でも、もしここで最悪の選択肢を選んでしまったら、、

きっと、この先もタラレバ人生になってしまうでしょう。

 

「公務員を辞めた先が見えたら、、」

ここらへんで、そんな今までの自分に見切りを付けてみてはいかがでしょう。

 

タラレバではなく、きっとあなたには未来を創っていく方が似合うと思います。

 

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コジー
11年目現役公務員。スキルゼロから1年間で副業なしの起業に挑戦中!公務員を辞めて独立を目指す方に向けての発信のみ!夢は仕事で涙を流すこと!興味のある方は応援よろしくお願いします。(R3.4~start)