「公務員を辞めたいと思う理由はなんですか?」
そう聞かれたら、あなたはなんと答えるでしょうか。
人間関係が嫌で辞めたいとか、仕事にやりがいがなくて辞めたいとか。
一口に公務員を辞めたいと言っても、色んな『理由』がありますよね。
では、『公務員を辞めたい意図』はどうでしょう?
辞めたい理由はあるけど、公務員を辞めて何をするかという『意図』は定まっていない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、公務員を辞めたい意図を整理したうえで、失敗しない進路選びのコツについて具体例でお伝えしていきます!
意図をハッキリさせることによって、進路は明確になるもの。
自分の意図に合った進路を知るキッカケになればと思います!
公務員を辞めるなら意図が大事
![公務員に向いてないと思いながら走り続ける人](https://i0.wp.com/koumuinkigyo.com/wp-content/uploads/2021/04/jenny-hill-mQVWb7kUoOE-unsplash-scaled-e1618297061937.jpg?resize=600%2C399&ssl=1)
公務員を辞めたいと思う意図はなにか。
結論からいうと、辞める意図がハッキリしていれば進路選びを間違うことはありません。
なぜなら、辞める意図がある=次の目標が決まってる状態だから。
逆にいえば、辞めたいからという『理由』だけで辞めてしまった場合、失敗してしまう可能性が高いんです。
では、なぜ辞める意図が大切なのかについて解説していきます!
辞める意図が大事
なぜ、公務員を辞める意図が大事なのか。
なぜなら、辞める意図が曖昧だと間違った道に進む可能性があるからです。
辞める意図とはなにかというと、「〜〜といった理由で辞めたいから次はこんな進路に進もう」といった道筋のこと。
要するに、『公務員を辞めたい理由のあとに続くビジョン』ということです!
この意図がハッキリしていることによって、進路選びに失敗してしまう可能性が格段に下がります。
逆を言えば、意図がハッキリしていないと失敗しやすいということです。
「今はとにかく辞めたいと思ってるだけで、意図なんて見つからないよ!」
そう思う方もいるでしょう。
何を隠そう、僕もそう思っていた公務員の一人。
でも、自分が公務員を辞めたい意図をしっかりと理解できていれば、進路は自然に決まるんです。
辞める意図と理由の違い
公務員を辞めたい意図をしっかりと理解できていれば進路は自然に決まるもの。
その根拠を説明する前に、1つだけ絶対に間違わないで欲しい部分があります。
結論からいうと、『辞める意図』は大切ですが、『辞める理由』は大事ではないということ!
要するに、辞めたい理由はなんでもいいということです。
例えば、「なんとなく公務員を辞めたくなってしまった」という理由。
一見、そんな理由で辞めるのは間違ってるように感じるかもしれません。
でも、現状は公務員を辞めたくなっているわけで、、
理由の大小はたいした問題ではないんです!
「夢があるので公務員を辞めたい!」とか「挑戦してみたいから公務員を辞めたい!」とか。
そんなカッコいい理由じゃなければ辞めれないなんてことはありません。
僕の場合は、結果的に「夢を追っかけたい」という意図に落ち着きました。
ただ、それはあくまで意図であって、、
辞める理由は「なんか公務員を続けるのも違う気がする」くらいのちっぽけなものだったんです。
どんな小さいことでも、辞めたくなってる理由があるなら十分。
大事なのは理由ではなく、意図だということをこれから解説していきます!
公務員を辞めた後の進路を決めるコツ
![](https://i0.wp.com/koumuinkigyo.com/wp-content/uploads/2021/04/退職.png?resize=600%2C400&ssl=1)
公務員を辞めたいと思う『意図』は整理できているでしょうか。
結論からいうと、公務員を辞めたい理由と辞める意図が決まれば進路も自然に決まります。
ただ、意図が決まってないと進路を間違う可能性もある。
その根拠について、具体例を交えながら解説していきたいと思います!
辞めたい意図と進路
まず、自分の気持ちを整理したときに「とにかく公務員を辞めたい」と思った場合。
結論からいうと、この理由である場合は『公務員以外の道に進むこと』が意図になります!
なぜなら、仕事を辞めたいではなく『公務員を辞めたい』から。
具体例として、公務員Aさんがいたとしましょう。
公務員として数年働いたAさんは、ふとこんなことを考え始めました。
「公務員特有の体制に疲れてしまった。」
「民間企業とか公務員以外の仕事がしたい。」
そう思い始めたAさん。
この場合、『公務員以外の道』=民間への転職や独立などの選択肢があると思います。
でもそんな意図に気づくことができずに、職種の違う公務員になってしまったらどうでしょう。
仕事を辞めたいという理由ばかりを優先してしまい、意図である『公務員を辞めたい』が見えなかったケースの典型ですよね。。
結局のところ進路は公務員なわけで、Aさんの悩みは堂々巡りになる可能性が高いんです!
「そんなの当たり前じゃん!」と思うかもしれませんが、そうでもない。
ほかのケースでも考えてみましょう。
どうしても、コミュニケーションを取ることが苦手で公務員を辞めたい思っていたBさん。
そんなBさんが「仕事を辞めたい」という気持ちばかりに目を向けてしまい、コミュニケーションという壁が見えていなかったら。
またしても、コミュニケーションが必要になる転職先に就職してしまいますよね。。
この時にBさんが考えるべき意図は、『コミュニケーションが不要な仕事がしたい』だったんです。
このように、『次は何をするのか』という意図を見つけてからじゃないと、同じことの繰り返しになることは覚えておいてください!
自分のことになると、どうしても盲目になってしまうのが人間の本能です。
雇用者をやめたい
自分の気持ちを整理したときに「雇われることに疲れた」と思った場合。
結論からいうと、この理由の場合は『次は雇われない仕事をすること』が意図になります!
なぜなら、雇われることに疲れてしまったからです。
具体例として、公務員Cさんがいたとしましょう。
公務員として数年働いたCさんは、ふとこんなことを考え始めました。
「結局、雇われてる限り人間関係の悩みは尽きないよな〜」
「雇われないで仕事ができたらどんなに楽だろうか。。」
そう思い始めたCさん。
この場合、『雇われない仕事』=個人で生きていくための進路を選ぶことが意図ですよね!
でも、そんな意図に気づくことができずに、再び雇用者になってしまったらどうでしょう。
現実ばかりを優先してしまい、意図である『雇われない仕事』が見ようとしなかったら。
結局のところ雇用者には変わりないわけで、Cさんの悩みの種が消えることはないでしょう。
「個人で生きていくなんてなかなか選択できないよ!」と思うかもしれませんね。
たしかに大変かもしれませんが、Cさんの意図であった『雇われない生き方』は手にすることができるんです。
そこまで踏み切れないのであれば、『できるだけ人間関係の悩みが少ない雇用者』という選択肢も生まれてくると思います!
このように、自分が公務員を辞めたい理由、辞める意図を知っておくだけでも進路は変わります。
あなたが公務員を辞めたいと思った先にどんな意図があるのか。
今一度確認してみてください。
まとめ
・公務員を辞める意図が大事
・公務員を辞めた後の進路を決めるコツ
この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、公務員を辞めたい理由が分かったら『もう少しだけ掘り下げてみるべき』ということ!
もう少しで『意図』が見えそうなところで、考えることを辞めてしまうとどうなるか。
それは、間違った道に進んでしまう可能性が高くなる、もしくは『公務員を辞めれない』という結果が待っています!
何が原因で辞めたいのか、だからこそ次はどうするべきなのか。
現実逃避せずに考えてみれば必ず見えてきます。
辞めたい理由が見えている今。
もう少しのところで意図が見えてきてベストな選択が出来ると思います。
だからもう少しだけ、これからの自分のために向き合ってあげてください!
【状況別】公務員を辞めて何をすべき?転職か独立かベストな判断とは
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