「あとは家族さえ説得できれば、、」
公務員を辞める時に家族からの反対は大きな壁になるもの。
おそらく、多くの場合は反対されてしまうと思うんですよね。
なぜなら、公務員はやはり安定していて家族からしたら『辞めてほしくない職業」だからです。
でも、なんとかしてこの関門を突破しないことには先は見えてこないわけで、、
どうやって打ち明けようか悩むこともあるでしょう。
この記事では、家族が反対する理由を整理したうえで、公務員を辞めると打ち明ける前に知っておくべき3つの法則についてお伝えしていきます!
説得しやすい下準備で大きく結果は変わってくるもの。
僕の実体験もふまえながら3つの法則は覚えておくと賛成に導けると思います。
公務員を辞めるのは家族に反対されやすい
まずは、公務員を辞めるとき『なぜ家族に反対されてしまうのか』について紹介していきます!
結論からいうと、公務員を辞める=反対される要素が満載なので反対されるのが自然。
前例も少ないですし、反対するのは当たり前なんです。
家族の気持ちを理解しておくことで説得するときに大きな効果を発揮しますので、この機会にチェックしておきましょう!
安定が無くなる
家族が反対してしまう理由の1つとして、『公務員を辞める=安定を失う』と思ってしまうからです。
事実として、公務員を辞めたことを想像すると安定はイメージしにくいですよね。。
それは、今まではそれなりに安定していたという紛れもない事実があるからこそ生まれるイメージなんです。
例えるなら、自転車と一輪車。
今までは自転車に乗っていたのに、急に自転車を捨てて一輪車が欲しいと言い出したらどう思いますか?
多くの人は「なんでわざわざ不安定な方を選ぶ必要があるの?」と思うんです。
人によっては一輪車の方が乗りやすいケースもあるでしょうし、便利さよりも楽しさを求めたいだっていますよね。
でも、公務員を辞める=自転車を捨てるような感覚になってしまう気持ちは当然あると思います。
要するに、どうしても公務員を辞める=安定を捨てることになってしまう。
一輪車に乗る楽しさよりも、自転車の便利さを求めるのが正義だと思われるのは仕方がないことなんです。
この事実を知っているだけでも、反対された時に「なんでわかってくれないの!!」と感情的になることは防げると思います。
仕事に対する家族の認識
家族が反対してしまう理由として、仕事に対する認識の違いもあります!
おそらく多くの方は、『仕事=生きるための手段』であり、我慢を要するものだと思っているでしょう。
だからこそ、公務員を辞めたいと伝えたところで『甘い』という認識に捉えられてしまうんだと思います!
仮に、国民の多くが我慢をせずに自分に合った働き方をしているのであれば。
「公務員を辞めたい」という意見は通りやすいと思います。
でも、現実は我慢をしながら働いている人ばかりの世の中なわけで、、
どうしても、『辞める=我慢が足りない』とネガティブに捉えられてしまうんだと思います。
要するに、『仕事=生きるための手段』という認識を持った家族が反対するのは仕方のないことなんです。
公務員の我々からしたら、「働き方改革とかどこいった?」って感じですよね。
とはいえ、やはり現実とは向き合わないことには公務員を辞める道に続いていきませんので、賛成に導く法則を紹介していきます!
家族に反対されやすい理由と、これから紹介する法則はセットで覚えておいてください!
【公務員を辞めたい】賛成に導く3つの法則
公務員を辞めたい時に、家族を賛成に導く法則を紹介していきます!
結論からいうと、『目に見える部分を増やすこと』や『真剣に考えてることを伝えること』で自然と賛成に向かうんです。
今はなにも見えていない状況だから反対しているということ。
『賛成させる』というよりは『賛成に導く』というニュアンスを理解すると上手くいきます!
では、早速みていきましょう。
法則①結果ベースで動くこと
家族を賛成に導く法則1つ目は、結果を見せることです!
『これから公務員を辞めるために〜〜をしようと思ってる』ではなく、
『公務員を辞めるために〜〜な結果を残した』という具体的な事実を見せることで、あなたを見る家族の見方は変わります。
そりゃそうですよね。
言葉よりも行動で示された方が説得力がありますし、真剣度も伝わりやすい。
例えば、家族にダイエットするから応援してと言われたとして、
「これから痩せようと思ってる」と言われるより、「何キロまでは痩せれたんだよね」の方が応援のしがいがあるじゃないですか?
やはり、すでに動いてる事実があるのは強いんです!
僕が家族に打ち明けた時もそうでした。
すでに公務員を辞めることを決意していた僕は、具体的なビジョンとすでに動いていることを説明。
すると、反対されるどころか「そこまで本気ならやってみたら」という賛成意見をもらうことができたんです!
要するに、結果ベースで考えて実際に動いてから家族に打ち明けることが大切だということ。
「行動しよう」という言葉をよく聞くのは、こういったメリットがあるからだと思います。
法則②成功体験を与えること
家族を賛成に導く法則2つ目は、公務員を辞めるために成功体験を共有することです!
ポイントとしては、自分だけでなく家族にもシェアするという部分。
安心材料を増やすといった意味でも、非常に高い効果を発揮してくれるんです。
家族側で考えてみてください。
自分にもメリットがあると分かれば賛成したくなると思いませんか。
例えば、動画編集で独立したいと思ってる人がいたとして。
勉強がてらに家族が喜ぶ動画を作成して披露したら、きっと喜ばれますよね。
他にも、あまりオススメは出来ませんが副業で稼ぐことができたとして。
そのお金で美味しい料理を食べに行ったり、旅行に行ったりと成功体験をシェアできれば感じ方は変わってきますよね。
1つ目の法則だった『結果ベース』に加えて『成功体験』を与えることができれば、グッと心は賛成側に傾いてくるものなんです!
要するに、リアル感があったほうが賛成しやすくなるということ。
ここまでの法則を実践することができれば、もうゴールはそこまできています!
法則③リスク対応について伝える
そして、最後の法則。
家族を賛成に導く法則3つ目は、公務員を辞めてからのリスク対応についてしっかりと伝えることです!
家族にとって最大の不安としては、『失敗したらどうするの?』という部分ですよね。
なぜなら、失敗しないとわかっていたら反対なんてされないから。
だとしたら、失敗した時のことを考えているかどうかは非常に気になるポイントだと思います。
例えば、家族から「失敗したらどうするの?」と聞かれたとしましょう。
その答えとして、「それはそのとき考えるよ」では納得しませんよね?
僕の個人的意見としては、そのくらいラフに考えてもいいとは思います。
その時になってみないと考えれないこともあると思うから。
でも、家族からしたら『てきとーに考えすぎ!』といったニュアンスで捉えられてしまうんです。
だからこそ、リスクに対しての考えはしっかり伝えた方が賛成しやすくなると思います!
転職したいなら、「バイトしてでも今と同じくらいの収入にはするから!」とか。
独立するなら、「1年で結果が出なかったら、安定した会社に就職するから」とか。
要するに、『リスク対応についてもちゃんと考えてる』という事実を作るべきだということ。
リスク管理をしておくことで、そこまで考えてるならという気持ちになるものです。
まとめ
・公務員を辞めるのは家族に反対されやすい
・家族を賛成に導く3つの法則
この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、「公務員を辞めたい!」と家族に打ち明けるまえに準備しておくことが重要だということ。
なにも準備せずに打ち明けてしまうとどうなるか。
いくら悩んで勇気をだして伝えたとしても、あなたの想いはほとんど伝わらないんです。
「なんとなく思いつきで変なことを言い出した」くらいに思われても何らおかしくないでしょう。
せっかく考えて出した答えだからこそ、少しもズレることなく伝わってほしいですよね。
であれば、やはり下準備が必要になってくるということ。
反対派を無理やり賛成派にしようとしても、かえって反対したい気持ちが大きくなっていきます。
自然と賛成へと導いていく形を、家族に伝えるまえに形成しておきましょう!
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