「公務員って頑張ったら損する世界だよな、、」
「それならいっそ頑張らない方がよっぽど楽だわ。」
公務員として過ごす日々のなかで、そんな感情を抱いたことがありませんか?
頑張ったら損をする世界があるなんて、公務員になるまで知らなかったですよね!
でも、頑張ったら損をすると思っている=本当は頑張りたいと思っていることに気付いていますか?
この記事では、公務員として過ごしてきた体験談を通して、公務員の強みについて思うことをぶっちゃけていきます!
この記事を読むことで、『公務員の強み』に気付くことになるでしょう。
いま抱えている葛藤こそが、これからあなたの強みになるんです!
公務員は頑張ったら損をすると知った体験談
まず始めに、公務員は頑張ったら損をすると知った体験について紹介していきます!
結論からいうと、公務員は完全に頑張ったら損をする世界ですね。
なぜなら、『頑張らない人の分も頑張る公務員』が支えている組織だから。
では早速、僕が体験してきたことをぶっちゃけていきます!!
自分の体験
僕も公務員として頑張ってた時期はありました。
もっといえば、最初の頃は公務員の仕事にどこか面白さも感じてたことを記憶してます。
でも、4年目くらいに気付いたんです。
頑張ったところで仕事が振ってきて、その代わりに頑張らなくていい職員が増えるだけだと。
いるんですよね。頑張らないことを正義としてる人間が。
でも、その人たちもきっと過去を振り返れば頑張っていた時期があったんでしょう。
そんなことは置いといて、頑張らない職員に限って頑張ってる職員を否定したがるんです。
仕事が遅いだの、効率が悪いだの。
「じゃあ、お前がやれよ」と何度思ったか分かりません。
少しは良識がありますから言わなかったですが、、
それでいてレッテルは貼られるわけですよ。
「あいつは使えない。あいつは使える。」
ほんと何様だよって感じでした。
ただただ、頑張ったやつが損してるだけならまだしも、頑張ってないやつがどんどん楽になる世界。
そう感じてからは頑張ることに疑問を感じてしまう部分がありました。
そんな時間を過ごしているうちに何が起きたかというと、徐々に自分もそっち側になっていったんです。
「なんだこの組織わ!」と思っていたのに、時間と共にしっかり一員になってる。
消費税みたいなもので、ジワジワすり減っていくから自分でもあまり変化に気づけなかったんです。
本当は頑張りたいと思ってるのに、頑張る人間を応援したいはずなのに。
頑張っても損をすると知っている以上、頑張れなくなってしまったんです。
このままじゃマズいと思ってから、なかなか踏み出せずに長い年月を過ごしてしまったと思います。
人の体験
公務員は頑張った人が損をするという事実を知ったのは、自分の体験談だけではありません。
他の職員をみていてもそうでした。
とある1人の上司がいて。
その上司は、自分が進みたい部署に進めるように必死に働いていました。
自分もその上司みたくなりたいと思っていたので、今思えばその時が1番仕事が楽しかったように思います。
と、自分の話は置いといて、
その上司は誰の目から見ても優秀で、次の異動先は自分が望んだ部署に進むのだろうと思っていました。
でも、現実は違った。
その上司に用意されていたポストは全く望んでいない部署。
そして、さらに忙しくなる部署でした。。
ずっと目標を持ちながら頑張ってきたのに、人事1つでその頑張りが報われない。
これを損と言わずになんと言えばいいのか。
『サラリーマンの宿命だから』で片付けていいのか。
心からそう思いました。
結局、それで壊れてしまう職員も多いじゃないですか。
優秀な職員が、忙しさから精神的に病んでしまうんですから。
損以外の何ものでもないなと感じます。
ただ、その中でも頑張ってる職員は本当に尊敬しています。
なぜなら、このカラクリに気付いていながらも新たな場所でやりがいを見つけて、自分が納得できる道に進もうとしてるから。
その上司もそんな素敵な人でした。
でも、僕はそうはなれなかった。
頑張ったら頑張った分だけ評価されるべきだと思う。対価を得るべきだと思う。
あなたはどう思うだろうか。
僕は、尊敬している上司、仲のいい同僚、かわいいい部下も多い中であえて言わせてもらう。
この世界は狂ってる。
安定はどこにいった。
公務員の世界を経験したことが強み!
ここからは少し前向きな話をしていこうと思う。
あなたは公務員がこんなふうに言われてることを耳にしたことがないでしょうか。
「公務員はほかじゃ使えない」
「スキルも技術もない社畜」
どこが前向きな話なんだよと思うかもしれませんね。。
でも、そう言われたが故に『そう思い込んでしまってる部分』は少なからずあるでしょう。
そんな、『どうでもいい世間の意見』に対して反論するつもりもありませんが、僕は公務員の強みはあると思っています。
では早速、公務員の強みについて発表していきましょう!!
公務員の強みに気づけ!
公務員は頑張った分だけ損する。
結論からいうと、僕はその世界にいたことが公務員の強みだと思います!
なぜなら、非条理な世界にいた人間は伸びしろしかないから。
今までとは違う、『頑張った分だけ』という合理的な世界に飛び込むだけで、まず幸せに感じることができるのは相当強いと思う。
例えば、僕の場合は公務員を辞めて起業する選択をしました。
いまは現役で公務員を続けながら、起業に向けての準備をしています。
でも結果はすぐにはでないわけで。
普通なら諦めそうになるところですが、それが真逆なんです。
自分の力が試される世界で結果が出なかったとしても、頑張りが足りなかったからだと納得できるんです。
「次はもっとこうしてみよう」とか、
「いや、やっぱりこうじゃないか?」と試行錯誤できることが幸せなんです。
要するに、公務員でいたことが糧となって前向きに充実しながら頑張れるということ!
でも、これは結果論です。
実際に動いてみたから理解できただけ。
おそらく、公務員を辞めるという選択をしなかったら『公務員の強み』に気付くことは永遠になかったと思います。
世間の声などスルー
「公務員なんてなにも持ってないだろ?」
「公務員じゃ絶対に通用しないよ!」
そういった話を聞くかもしれませんが、頑張ったら損する世界にいたことが強みです。
だから、僕は思いっきりスルーしましたね。
「だれだよお前。」
「そもそも公務員になったことないだろ?」
くらいに思っとけばいいんです。
結局、公務員の気持ちなんて公務員にしか分からないんですから。
1つ質問ですが、
・頑張った分だけ報われてきた奴
・頑張った分だけ損をしてきた奴
これ、どっちが強いと思いますか?
僕は圧倒的に後者だと思いますね。
やりがいに飢えてる公務員に、
試行錯誤がこの上ない幸せと思える公務員に、
ノホホンと上から目線で言ってくるけど大丈夫か?とすら思ってます。
公務員になにか言いたいのは分かりますが、公務員を経験してない人間に言われるのは100%違うので完全スルーでいきましょう!!
目標ナシに頑張れるわけない
公務員に目標がないなら公務員以外に目標を求めるべきだと思います!
目標があるから頑張れるみたいなとこありませんか?
目標があれば、頑張りがいがでてくると思うんですよね。
僕はそんな思いから、頑張ったら頑張った分だけ自分に返ってくる仕事に憧れたんです。
そして、それが目標になりました。だから起業に決めました。
僕は弱い人間なので、対価がなければ頑張れない。
でも、それでいいんです。
むしろ、「それが普通だろ!」くらいに思ってます。
目標があるから頑張れるし、目標がないと頑張れないんですよやっぱり。
僕の場合は野球がそうでした。
レギュラーになりたい、甲子園に行きたい、という目標があるから野球を頑張れただけの話であって。
目標もなくただ練習することはできない。なにか対価があるから頑張れるんです。
それは仕事も同じですよね。
目標がないから『頑張っても損』だと思ってしまう。
僕が尊敬してる上司のように、目標がある公務員は頑張ることを損だとは思っていないんです。
要するに、公務員に目標を持てない我々の天職は公務員ではないということ!
あなたが抱えてきたそのやるせない感情は、ほかの世界で生かせるのではないでしょうか。
まとめ
・公務員は頑張ったら損をすると知った体験談
・公務員の世界を経験したことが強み!
この記事では、これら2つの項目について僕が思うことをぶっちゃけてきました。
叫びたいことを文章にできて爽快です。
総じて言いたいこととしては、
・頑張ったら損すると思う人は、本当は頑張りたいと思ってる人。
・本当は頑張りたいと思ってる人は、頑張れる場所を見つけたら強い人。
なにも公務員がすべてではない。
あなたが頑張るべき場所が公務員ではなかっただけの話です。
それに、公務員に強みがないと思ってるならそれは間違い。
成功者にとって黒歴史は間違いなく強みですから。
せっかく頑張れる才能があるのに、このまま組織の一員として腐っていくのはもったいない!
と、ここまでが個人的に思うことで。
あとは、あなたが決めることです。
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