「異動先が最悪だったんだけど、、」
「異動が近づくたびに胃がキリキリする。。」
公務員に異動は付き物ですよね。
僕は10年以上公務員として働いてきましたが、とにかく異動が嫌いでした。
合わないかもと思った職場でも、それなりに労力を割いて作り上げてきた人間関係が異動すればまた一から。
少しずつ顔見知りが増えて楽になるのかと思えば、クセが強いで有名な職員がいたり、、
「異動が好きです!!」という人はあまりいないのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、公務員の異動に対して僕が思っていることをぶっちゃけていきます!
あなたは異動が好きですか?
この記事を読むことで、今まで当たり前だった『異動』に関して疑問を抱くキッカケになります!
これから数十年続くであろう公務員生活。
このまま居座ることが正解なのか考えてみてください。
公務員の異動に対して思うこと
僕は公務員の異動に対して思うことは沢山あります。
もちろん、異動を望んでいる人がいるのも分かったうえで疑問があるんです。
あなたは異動に対してどんな思いを抱いていますか?
少なくとも僕にとって異動はストレス以外の何物でもないように感じるんです、、
そもそも理念に合ってる?
公務員の異動に関して。
結論からいうと、異動が『市民サービスの向上』に繋がるとは到底思えません。
なぜなら、異動があることで職員間の連携に支障が生じるからです。
本当に市民のためだけを考えるのであれば、異動に意味はないと僕は思います。
「あら、なんか人が変わって良い感じ!」
「連携は前より劣るけど、風通しがよくなった感じがする」
なんてことを、市民は感じませんし興味がありません。
役所でいえば、ただただスピーディーに進めてくれることを望んでいるんです。
例えば、今までよりも明らかにサービス向上して市民にメリットがあるのであれば、異動はするべきだと思います。
でも、現実はそうではないですよね?
それでいて、異動することにストレスを感じる職員も少なくないわけで。
この制度に一体なんの意味があるのでしょうか?
要するに、市民サービスの低下にも繋がるし、職員のストレスも増えるんです。
異動賛成派の方から反論を食らってしまうのは百も承知ですので、次はその反論に対して思うことを紹介していきます!
それは建前でしょ?
公務員の異動について、賛成派の人もなかにはいるかと思います。
賛成だとは思ってないけど立場上、賛成せざるを得ない方も多いでしょう。
そんな賛成派の方たちの意見は決まってこうです。
『人材育成のため』とか『組織の閉塞化を防ぐため』とか。
結論からいうと、建前が多いんですよ。
人材育成のために幅広い業務を経験するとか。
組織の閉塞化を防いで新しいアイディアを増やしていこうとか。
もう十分閉塞してるし、異動で人材が育つと本気で思っているのか疑問です。
「嫌な上司がいて異動したい!」という方だけでいいんですよ。
例えば、異動のおかげでメキメキ伸びてくる職員が多いのであれば話は別ですよ?
でも、そうじゃないですよね。
異動をキッカケに良い話はあまり聞いたことがありません。
部署によっては優秀な人材が入ってきたことによって活性化するのかもしれません。
でも、抜けられてしまった部署もあるわけで。
全体で見たら確実に市民サービスの低下に繋がっているんです。
要するに、やはり異動に関しては基本的に意味がない。
と、ここまでは完全に愚痴ですね。
ここからは、そんな愚痴についてどう対応すべきか考えていきたいと思います。
公務員の異動制度は変わらない
続いて、公務員の異動についての対応について僕が思うことをぶっちゃけます!
いろいろ思うところはあると思いますが、結局は愚痴なわけで。
なので、ここまでは特に大事ではないんです。
愚痴だけでは今までと何も変わらないので、『これからどうしていくべきか』を考えていきましょう!!
嘆いても仕方ない
公務員の異動問題に関して。
結論からいうと、嘆いても仕方のないことです。
なぜなら、個人がいくらそんな思想を持っていたところで変わるものではないから。
だから愚痴はどこまでも意味がないんです。
なんなら異動よりも意味がないと思います。
「お前が言い出したんだろ!!」って感じですね。すいません、、
でも、異動が無くなることなんてあり得ない。
意味があるかないかに関係なく、無くなることはない。
例えば、異動を無くすために何か行動を起こして、変わる可能性があるなら戦ってもいいかもしれません。
でも可能性はない。こればっかりはどうしようもないんです。
公務員でいる限りは、異動と上手く付き合っていくしかありません。
だったら変わる可能性がある部分を見たほうがいいと思いませんか?
愚痴を愚痴のまま終わらせず、変わる可能性のある部分にフォーカスしてみるのはどうでしょうか!
変わるとしたらどこ?
公務員の異動体制は変わらない。
じゃあ、もう自分が変わるしかありませんよね。
ベタすぎますがこれしかないんです。
体制が変わらない以上、もう残された道は2つ。
耐えるか、自分が変わるかです。
異動が嫌いな自分を異動のない世界に導くことは誰でもできます。
人間関係で悩むこともなければ、愚痴をこぼす自分ともおさらばできる。
だから、僕は公務員を辞めることにしました。
異動もないし人間関係で悩むこともない日常を手に入れたかったから。
でも、「たしかに異動はきらいだけど辞めるほどではないんだよ」という方も多いでしょう。
それも正解ですよね。
耐えるのも正解ですし、変えていくのも正解だと思います。
要するに、自分がどうしたいかが大事だということ。
誰でもない自分の人生ですから、自分が望むスタイルを貫くべきだと思います。
僕と同じように「愚痴ってる自分が嫌だ」と思うのであれば。
変わらないと嘆くのではなく、変えれる部分にフォーカスしていきましょう!
まとめ
・公務員の異動に対して思うこと
・公務員の異動制度は変わらない
この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、『耐えるか』、『変わるか』の2択だということ!
異動がある組織を選んだのは自分ですし、自分が変わらない以上、ほかに変わる要素はないんです。
もし変わりたいと思うのであれば。
これが公務員含めサラリーマンの現実だと飲み込まれてしまう前に、変わる必要があると思います。
異動も人間関係の悩みもない世界に憧れませんか?
その憧れは公務員でも実現することができるんです!
最後に、コロナ前に海外旅行に行った同僚から聞いた話ですが、、
向こうの人たちは仕事を趣味にしていたと。
どこまでも楽しそうに仕事をしていたと。
1週間の海外旅行で1番印象に残っているのは『現地の人の働き方』だったそうです。
自分がどれだけ仕事を楽しめていないか痛感したと言っていました。
この機会に、働くことの意味を考えてみてはいかがでしょう。
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