公務員だけど夢がある。
でも、どこかで夢は夢だと思ってしまう部分はありますよね。
・夢はあるけど公務員を辞めることは想像できない
・そもそも夢だから具体的なイメージは全然湧いてない
・夢は夢のままで終わるのかなと思い始めてる
という方も多いかもしれません。
実際に僕も同じような状況で過ごしてきた身なので、理想と現実は別ものだと思ってしまうのが自然だと思います。
でも、ふとした時にその理想がチラついたりするんですよね。。
そこで今回は、公務員が夢を持ってスタートを切るまでのストーリーを紹介していきます!
同士として言わせてもらうと、公務員だからといって夢を諦めないでください。
この記事を読むことで、夢を追ってもいい、むしろ追うべきだということが理解できます。
諦めるのはまだ早いですよ!
公務員がみた夢は酒場から
この記事を書いている現在、まだ僕は現役の公務員をしています。
ですが、公務員としての人生に見切りをつけて今年度いっぱいで公務員を辞めることにしました。
その背景にあったのは、公務員ではなかなか考えにくい夢の存在。
まずは、僕が公務員を辞める決断に至ったストーリーを紹介していきます!
同僚との居酒屋トーク
公務員になった当時、僕にはこれといって夢がありませんでした。
公務員になることを目標に勉強してきたので、考える余地がなかったのかもしれません。
それから5年ほど経って仕事も慣れてきたころ。
学生時代から一緒に過ごしてきた同僚と居酒屋に行ったのが夢の始まりでした。
その同僚とは基本的に仕事の話はせず、いつも人生の話がメイン。
その日のテーマが『将来なにしたい?』だったんです。
この類のテーマって、大体の方が経験したことあるのではないでしょうか。
「宝くじが当たったらどうする?」とか「人生やり直せるとしたら?」とか。
そんなタラレバ話を酒の席で繰り広げていたわけですが、同僚が言ったんです。
「仕事辞めたら一緒に居酒屋とかやりてーな」と。
次の瞬間には、僕の夢に変わっていました。。
心が踊ったのは『居酒屋』というジャンルではなく、『好きな奴と一緒に好きな仕事ができたら』という部分。
ま〜でも、お酒も入ってますしそんな話くらいしますよね。
隣の席から聞こえてくることもあるくらい、かなりメジャーな『つまみになる話』なのかもしれません。
でも僕はその日以来、一度踊った心に苦しむことになるんです。
わりとガチだった
結論からいうと、僕はその夢をすぐに叶えたいと思ってしまったんですよね。
理由は、僕の性格上の問題でしかありませんが、、
でも、同僚的には「退職して余裕があれば」くらいの感覚なのは分かりました。
それが至って自然な流れだし、なにより公務員なわけだし。。
要するに、2人の夢は同じでもそこに至るまでのビジョンが違ったんです。
すぐ実現させたい僕は、わりと真剣に叶える方法を考えました。
「早めに貯金を作って50歳くらいで早期退職か?」
いや違う。それじゃ遅い。
「じゃあ今すぐ公務員を辞めて、居酒屋を始めるのか?」
いや無謀すぎる。
そんなことを考えたのが公務員5年目の頃。
それからはもう暗黒時代の幕開けですね。
やりたいことがあるのに動けない、やっぱり公務員は辞めれない。
それから5年間、晴れない日が続いてるような感覚でした。
家庭を持てば変わるのかなと考えてしまったこともありました。
自暴自棄になって、たくさんの失敗をしてきました。
でも、結局のところ諦めきれなかったんです。
最後の方は、夢を追いたいのか公務員の辞めたいのかすらも曖昧になっていたように思います。
そして、公務員生活10年の節目を迎えたころ。
『ラストチャンス』という後押しもあり、夢を叶えるために動くことに決めたんです!
公務員でも夢くらい持てる
公務員が夢を持つことについて。
結論からいうと、公務員でも夢くらい持てるんです。
なぜなら、公務員だって1人の人間だから。
でも、公務員を辞めるくらいの夢じゃないとダメだと思っていませんか?
それに、『公務員』という職業はいくらでも辞めれない言い訳にできてしまうんです!
大それた夢じゃなくていい
経験上で伝えたいこととして。
公務員を辞めるのに『大それた夢は必要ない』ということをまず知って欲しいです。
僕なんて、同僚との飲み会で、しかも同僚の夢に共感しただけの話。
自分が持っていた夢でもなければ、そもそも考えたこともなかったんですから。
そのくらいのキッカケでも公務員を辞める理由にはなるということです。
中には、『なぜすぐ辞める必要があるのか』という疑問もあるかと思います。
それだって『今すぐにでもやりたいから』という自分のわがままで成り立ってます。
だって、退職してからなんて道のりが遠すぎますもん。
その歳まで元気でいれる保証なんてないし、その頃には熱が冷めてしまっているような気もする。
今動かなかったら、
「懐かしいね。ま〜人生そんなに甘くないから穏やかに過ごしていこうよ」
なんてクソつまらない言葉を発している自分がいるんですよきっと。
それだけ避けたいと思ったんです。
夢のない大人の話ほどつまらないものはない。
だから、『大それた夢なんていらないから等身大の夢を追っていこう!』と声を大にして言いたい。
夢に大きいも小さいもないって聞いたことはあったけど、自分が思えたのは嬉しかったです。
公務員は言い訳にしやすい
公務員が夢を追いかけるか現実をみて留まるかの判断において。
結論からいうと、公務員は辞めないための言い訳になりやすい職業です。
なぜなら、メリットもあるから。
でも僕は思います。
夢を諦めるための言い訳になるメリットは、本当にメリットなのか。
安定してるとか。
福利厚生がどうとか。
将来設計がしやすいとか。
公務員として生きていく上では確かにメリットですね。
でも、夢追い人からしたらメリットではなく『足かせ』だと僕は思うんです。
辞めないための言い訳なんて考えたらいくらでも浮かんできます。
公務員を続けることこそ勇気だと自分に言い聞かすこともできます。
僕も経験してきたので分かりますが、
それは、夢を追いかけてダメだった時が怖くて出てくる考えであって、決して勇気ではありません。
「公務員だったから辞めれなかった」ではなく、
「公務員だったからこそ挑戦できた」と言いたい。
その方が、なんかカッコいいじゃないですか。
まとめ
・公務員がみた夢は酒場から
・公務員でも夢くらい持てる
この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、
・公務員が夢を持ったっていい
・キッカケなんて何でもいい
・夢のサイズは等身大でいい
ということ。
周りからは「大人になってまでなに熱くなってんだよ」と思われるかもしれませんね。
でも僕は『夢を追いかけたい!』といった、どこか熱苦しいスタイルがどこまでも好きです。
だから、周りの目はスルーすることに決めました。
公務員として夢を追ったことが、もしかしたら誰かを傷つけることになるかもしれません。
でも、だれも傷つかない夢なんて叶わないんです。
言いたいことだけいって、諦めた先のあなたの人生なんて誰も責任を取ってくれません。
どうせ反対されるんだったら、あなたがしたいようにすればいいんです。
僕も同士として一緒に頑張りますので、諦めないでいきましょう!
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