公務員としての人生を考えたとき。
ふと、このままで良いのかと思ってしまうこともあるでしょう。
「毎日同じことの繰り返し。これがあと何年続くんだろう。」
「自分の人生、このまま過ごすことが正解でいいんだよね?」
そんな気持ちになったことはありませんか。
今の生活がこれからも続くていくことの疑問だったり。
このまま公務員を続ける選択は間違ってない!と言い聞かせたり。。
矛盾のような本音を抱きながら過ごしてきたのではないでしょうか?
僕もまたそんな気持ちを持ってしまった経験者の一人でした。
そこで今回の記事では、
・公務員としての人生に疑問を抱いてしまった体験談
・このままで幸せになれるのか真剣に考えてみた話
僕の体験を2つ紹介していきます!
この記事を読むことで、あなたの人生は公務員だけじゃないということが分かる。
僕にとっても、あなたにとっても、公務員は1つの職業にすぎないのですから。
公務員の人生は果てしない
公務員としての人生をひとり考えたとき。
僕は、どこまでも果てしないトンネルを進んでいくような気持ちでした。
なぜなら、自分自身がこのまま進んでいくことをどこかで拒んでいたから。
まずは、僕が公務員としての人生に感じてしまった経験を紹介させてください。
繰り返される日々
僕が公務員の人生に疑問を感じてしまった要因の1つとして。
結論からいうと、変わり映えのない生活を退屈に感じてしまったんです。
なぜなら、同じような日々の繰り返しだから。
毎日、毎月、毎年。
僕の中ではなんら変わらない日々が過ぎていく憂鬱。
たしかに、多少の変化はありますよね。
部署が変わって仕事の幅が広がったり、彼女と同棲して結婚を見据えてみたり。
たしかに変化はあったんです。
でも、そーゆーことではないというか。。
人生として自分を客観的に見たときに、もっとなにか出来ることがあるんじゃないかと思ってしまったんです。
具体的になにがしたいとかは見えてない。
でも、なんかこのままは違う。なんかこのままではマズイ!と思うようになっていました。
でも、そう思うだけで実際になにかしたかと言えば、、
要するに、なにか明確に目的があるわけではないけど、このまま日々を繰り返していくのは違うと思ったんです。
文章では伝えきれないこの感覚を分かる方もいるのではないでしょうか。
僕は、そう思うようになってから公務員の人生に対して常にハテナが浮かんでいたように思います。
先が見えすぎて見えない
一方で、公務員としての人生に対する不満は明確にありました。
結論から言うと、先が見えすぎていること。
なぜなら、職業的にも安定してるだけあって、ある程度人生に予想が付いたからです。
贅沢な悩みだということくらいは分かってる。
安定した暮らしがしたくてもできない方にとっては苛立ちすら覚える不満だと思います。
でも、こればっかりは人それぞれですよね!
いくら理屈を並べられてもそんなの知らないんですよ。
僕にとっては先が見える人生は退屈で。
安定が欲しかったわけじゃなくて、もっともっと挑戦していきたいと思ったんです。
例えば、公務員でもガンガン挑戦できる環境があるなら話は別ですよね。
でも、公務員は公務員として生きていくのがルールで。
公務員でいる以上、ルールは守らなくてはならない。
なかには、バレないように副業に挑戦する人もいるのかもしれませんが、どうしても副業はしたくなかったんです。
そんなめんどくさい自分を納得させるためにはどうしたらいいのか。
悩むだけ悩んで、結局なにもできずの日々を過ごしてきたんです。
要するに、先は見えすぎるけど、これからどうすればいいのかは見えない。
そんなどっち付かずの日々が続きました。
そして、30歳の節目を迎えた頃にようやく、真剣に自分の人生と向き合ってみることにしたんです。
公務員で人生を終えるのが幸せか
僕が考えたのは、公務員で人生を終えることが幸せなのかということ。
結論から言うと、ここで全て決まりました。
なぜなら、幸せではないと確信したから。
もっと早く向き合うべきだったと思います。
だって、疑問や不満を持ってた時点で幸せに向かってないことくらい分かっていたんですから。
自分の幸せは安定ではない
公務員の人生と真剣に向き合ってみて。
安定という殻の中に自分の幸せはないとハッキリ思いました。
なぜなら、安定ではどうしても掴めない夢の存在があったからです。
大した夢ではないけど公務員では絶対に叶わない夢。
あなたも「こんな生活がしたい!」みたいな理想はありませんか?
僕が追いたかったのはまさに『それ』です。
じゃあもう辞めるか、退職してから夢を追うかしかないんですよね。
要するに、選択肢は2つ。
・公務員を辞めて自分なりの幸せを掴み取るか
・退職してから自分なりの幸せと向き合うか
そんなもん、考えるまでもなく前者なんですよ。
退職するまで待てるならこんなに悩んでないわけで。
今思えばめちゃくちゃ簡単な2択だったんです。
でも、この2択にたどり着くまでが迷路だった。
例えるなら、まっすぐ進めばゴールがある簡単な迷路を、勝手に右往左往して苦しんだ感じです。
あなたも道に迷っていませんか?
もし迷っているんだとしたら、一度フリ出しに戻ってまっすぐ進んでみてください。
不思議な迷路ではありますが、フリ出しに戻るのはいつでも出来るんです。
決めつけていた自分
公務員の人生と真剣に向き合ってみて感じたことは他にもあります。
結論からいうと、自分のなかの常識が邪魔をしていたこと。
なぜなら、仕事は苦しいのが普通だと思っていたから。
これは多くの人が持ってる感情だと思います。
仕事=我慢してお金を得ることみたいな感覚を持っていたんです。
でも、真剣に向き合ってみたらそんな感覚をリセットできた。
「もっと楽しんでもいいのかな、、」と思えただけで胸が踊ったんですよね。
どこかで自分のなかで、人生はこうして進んでいくんだみたいな決めつけってありません?
「働くというのは楽なことではない」とか「耐えながら生きていくのが大人だよな」とか。
僕は、そんなつまらない常識に疑いを持つことができなかったんです。
「仕事も楽しむスタイルがあってもいいよな」と思えた途端に、今までのことがバカらしく思えてきました。
「仕事の定義を自分で決めつけて、勝手に悩んでたんだなお前。」
「シンプルに楽しみながら仕事したっていいじゃねーか。」
こんな簡単なことに気付けないほど悩んでいたのかと思えました。
要するに、自分の定義が自分を苦しめていたということ。
もしかしたら、育ってきた環境もあるのかもしれませんね。
だって、楽しそうに仕事をしてる大人をみた経験ってあまりないですから。
で、ここからが重要で。
このままでは、自分が見てきた大人のせいにしただけ。
・人のせいにしてこのまま過ごすのか
・自分のせいにしてこれからを変えるのか
あなたが選ぶのはどちらですか?
この記事を書いてる段階で、僕に子供はいませんが。
もし、これからの人生で子供を授かる機会があれば、
『大人になりたくない!』という常識ではなく。
『早く大人になりたい!』という常識にしてあげたいと思います。
まとめ
・公務員の人生は果てしない
・公務員で人生を終えるのが幸せか
この記事では、これら2つの項目について僕が思うことを紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、人生という大枠でみたら公務員はほんの一部にすぎないということ!
先が見えすぎるのは、公務員のせいではなく自分のせい。
自分でいくらでも変えれることを公務員のせいにしていたことに気付きました。
「それは辞めると決めたからそう思えたわけで、結果論でしょ?」
そう思う部分もあるかもしれませんね。
そのとおり、結果論から生まれた感情も当然あります。
でも、考えてみてください。
僕の話が結果論かどうかは重要でしょうか?
いまのあなたに必要なのは、『公務員の人生に疑問を抱いた自分を救うこと』であるはずです!
この記事を読んでくれたのであれば。
どうか将来、自分を誇れる選択をしてください。
僕は、険しくも楽しい道を選んだほうがカッコいいと思いました。