「公務員は安定してるといえるのか?」
「安定してないとも思えてきた、、」
働いているなかで、公務員の『安定』に疑問を持ってしまう瞬間はありますよね。
確かに毎月の収入やボーナス、福利厚生面からみれば安定はしてる。
でも、そういうことじゃなくてもっと心理的な部分というか。。
僕も経験がありますが、なぜか安定してないと思えてくるものだと思います。
そこでこの記事では、
・公務員の安定なんて結局さじ加減である理由
・公務員の安定にメンタル面は込みじゃない
この2点について紹介していきます!
ハッキリ言って『安定』なんてただの言葉です。
この記事を読むことで、公務員の安定に縛られることがいかに無意味かを知ることができます!
あなたが自分の感覚で安定してないと思うなら、それは『不安定』で間違いないんです。
公務員の安定なんて結局さじ加減
公務員の安定についてはいろんな考え方があるかと思います。
でも結論からいうと、その考え方に振り回されるのは全く意味がありません。
なぜなら、安定なんて結局さじ加減だから。
あなたが安定してると思うかどうかが大切で。
第三者がいう安定など全くあてにならないということを理解しておきましょう!
まず安定の定義が幅広い
公務員は安定してるとよく言われますが、、
そもそも安定の定義が広すぎるので、全体的にみて安定してるといわれているだけです。
全体的に見たらそりゃ安定してるんですよ。
その安定を求めて就職した方も多いですし、むしろ安定してなかったら困る。
でも、あなたが知りたいのはそういった理屈ではないと思います。
「なんか安定してる気がしない」とか。
「今の状態は明らかに不安定なんだけど、、」といった感じではないでしょうか。
例えば、アウトドア派とインドア派はどちらが健康的かという話みたいなもの。
そりゃ、アウトドアの方が活発的で健康的なイメージがありますよね、
でも、インドア派からすれば家で好きな時間を過ごすことが健康的なわけで、、
公務員の安定もこの議論と同じなんです。
要するに、自分が安定だと思えなければ不健康だということ。
だからこそ、インドア派はインドアを貫くように。
あなたも自分なりの安定を貫いていけばいいんです!
安定してないと思っているのに、周りの意見に振り回されて自分のスタイルを崩すのは避けましょう。
人によって欲しい安定は違う
あなたが1番に求める安定とはなんですか?
収入や福利厚生でしょうか。
それとも、もっと別のところでしょうか。
結論からいうと、人によって求めてる安定は違うんです。
「うん。そりゃそうだ」と思いますよね。
でも、そんな当たり前のことでさえも分からなくなってしまうんですよね。。
例えば、僕の場合だと『公務員を生涯の職業にしてしまっていいのか』という感情をずっと持っていました。
つまり、公務員でいながら精神的には安定してなかったわけです。
でも、公務員を辞めるイメージなんて浮かばないし、なにより『安定』を手放すのは怖い。
そんなふうに、安定に縛られて公務員を辞めれなかった経験があるんです。
僕の求めてる安定と、実際に公務員になってみての安定は毛色が違った。
それなのに、『公務員は安定してるんだから!』と言い聞かせてきたんです。
そこからもう一度、公務員を辞めようと思えるまでに5年も掛かりました、、
そんな経験から、「あの時にもっと自分が求めてる安定と向き合っていれば」と思うんです。
要するに、あなたが安定してないと思った時点で安定ではないということ。
だからこそ、誰かが定義した安定ではなく『自分が求める安定』と向き合うべきだと思います。
公務員の安定にメンタル面は込みじゃない
10年以上、公務員として過ごしてきた中で思うことがあります。
結論からいうと、公務員の安定に『メンタル面』は含まれてません。
なぜなら、心の病にかかる方や愚痴を吐きながら働く方を沢山みてきたから。
公務員が安定してないかもと思ったあなたは、精神的な安定を求めてるのではないでしょうか。
『メンタル面が含まれない安定』にどれほどの価値があるのか考えていきましょう。
安定してるのはメンタル以外
公務員の安定とは?
そう聞かれたら僕は「メンタル以外のことです。」と答えます。
公務員はたしかに安定してるんですよね。
金銭面でいえば、まさにコロナ渦の現在でも安定した収入やボーナスが手に入ります。
福利厚生も充実してますし、公務員より安定した就職先は少ないでしょう。
ただ、それは公務員を正面からみた場合の話。
側面からみたら色んなボロが出てくるんです。
例えば、そこまで大した理由もなく公務員になった若手職員がいたとしましょう。
その若手職員が1番に求める安定が、『ストレスなく生活できること』だった場合。
この安定を手に入れるのは極めて厳しいことが分かりますよね?
公務員の安定はメンタル面以外なのに、ストレスなく生活できることを求めて就職したんです。
「安定ってなんだろう、、」と思うのは必然ではないでしょうか。
要するに、公務員の安定には精神面が含まれていないということ!
それを知らずに公務員になったのであれば、確実に苦しんでしまうと思います。
精神的にキツイなら
公務員になってみて精神的につらいのであれば。
結論からいうと、そんな意味のない安定にしがみつく必要はありません。
側面からみた公務員の現実をそのまま感じ取ればいい。
ここで我慢して正面から公務員の安定をみようとすると、僕の二の舞になります。
経験者として言わせてもらうと、そんな無駄な時間は過ごして欲しくないです。
なぜなら、その空白の5年間は生きた心地がしなかったので。
「あの時に、もっと自分に素直に考えれたら。」
「いまさら遅いけど辞めてたらどうなってたんだろう、、」
そんなふうに、『諦めへの後悔』がなりふり構わず襲ってきます。
今思えば、「また向き合えばいいだけじゃん!」と思うんですよ。
でも一度諦めてしまった以上は、また向き合うのも簡単じゃなかった。
だからこそ『今』です。
公務員の安定に疑問を感じた今を大切にしてください。
公務員を辞めると覚悟して思うのは1つだけで、『精神的な安定さえあれば』ということ。
メンタルさえ安定していれば、安定なんてどうにでもなります。
あなたの心の状態はすでに不安定なのではないでしょうか。
まとめ
・公務員の安定なんて結局さじ加減
・公務員の安定にメンタル面は込みじゃない
この記事では、これが2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、安定の価値観は自分で決めるものだということ!
あなたが安定してないと思ったのであれば、公務員は安定してる職業ではありません。
自分の価値観を信じればいいんです。
仮に、いま公務員の安定にしがみついて後悔したとしても。
だれも責任を取ってくれません。
「辞めない方がいいって言ったじゃん!!」と誰かのせいにしても無意味。
「なんであの時に向き合えなかったんだろう、、」と自分を責めても無意味なんです。
今を生きるとはよく言われますが、5年苦しんだ僕としては『今を生きることの大切さ』が身に染みました。
だからこそ、あなたは自分が求める安定に素直であってほしい。
大丈夫。メンタルさえ安定してればどうにでもなります。