公務員を辞める上で、ちゃんとした理由がなきゃだめだと思っていませんか?
一口に公務員を辞めたいといっても、『目的があって辞める人』もいれば『目的がないけど辞めたい人』もいますよね。
どちらも公務員を辞めたいと言う思いに変わりはないのに、目的がないと「公務員を辞めちゃいけないんじゃないか、、」と思うのが自然だと思います。
でも、それでは公務員を辞めたいという理由だけでは辞めれないことになる。
僕は、『ただ公務員を辞めたい』という思いも立派な理由だと思うんです。
この記事では、『現役公務員である僕が退職を決意した理由』と、『公務員を辞めるのに理由は必要ない根拠』について紹介していきます!
明確な理由がなくたって公務員は辞めていい。
なぜなら、明確な理由があって公務員になった人ばかりではないのですから。
【体験談】現役公務員が退職を決意した理由
まず始めに、現役公務員である僕が退職を決意した理由について紹介していきます!
公務員を10年間勤めた僕が、今になって退職を決意した理由が何なのか。
辞めるにふさわしい明確な理由があったのか。
今思えば、公務員を辞めるというハードルを勝手に上げていただけなのかもしれません。
現状に満足できないモヤモヤ感
僕が公務員を辞める理由。
1番の根本にあるのは、『現状に満足できないモヤモヤ感』でした。
「このまま公務員として過ごす人生もどうなんだろう。」
「もっと何か自分が熱くなれるものはないのか、、、」
そう思い始めた頃には、「公務員を辞めたい」と思っている自分がいました。
ただ、公務員を辞めるのはそんな簡単なことでは無かったんです。
なぜなら、その時点では何かやりたいことが決まっているわけでも別の収入源があるわけでもなかったから。
公務員を辞めるなんて絵空事。
そう自分に言い聞かせて、5年もの年月を過ごしました。
でも、モヤモヤしてる気持ちを無理に押し込めたところで無くなるわけではなかった。
再びそのモヤモヤが芽生えたタイミングで、次こそは真剣に向き合ってみることにしたんです。
ざっくりとした夢
公務員を辞めるには理由がいる。
そう思っていた僕は、公務員を辞めるにふさわしい理由を探しました。
ここで僕が考えたのは、
「どんな仕事がしたいんだろう?」ということ。
そこで浮かんできたのは、密かに抱いている夢の存在でした。
その夢を最終目標に、『何がしたいのか何をすればいいのか』を考えてみたところ1つ明確な答えが出たんです。
それは、『公務員でいる限り絶対に叶う事はない!』ということ。
僕にとっては、この答えが出ただけで充分でした。
その夢なんて今もなおザックリしたまま。
でも、それでいいんです。
公務員を辞める理由なんて、『ざっくりとした夢を叶えたい!』。
それだけでいいと思えました。
「しっかりとした目的があって、具体的にこんな努力を積み重ねてきて、こんな結果が出たので公務員を辞めます。」
今思えば、そんな人どこにいるのかなと思います。
明確な理由がないと辞めれない。
それは僕が勝手に抱いていた幻想であって、誰の許可が必要な訳でもなかった。
現役公務員の僕が退職を決意した理由、それは『モヤモヤした感情」から全てが始まったんです。
公務員を辞めるのに理由なんていらない!
続いて、『公務員を辞めるのに理由なんていらない!』という根拠を紹介したいと思います。
好きになるのに理由なんていらない。
それと同じように、公務員を辞めるのに明確な理由なんていらないんです。
強いて言えば、あなたが「公務員を辞めたい!」と思ったのが明確な理由ではないでしょうか。
「辞めたい!」だけで充分
「あなたが公務員を辞めたい理由はなんですか?」
そう聞かれたら、困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、「公務員を辞めたい」と思ってる段階では答えることができないのが自然だと思います。
でも、理由はあるにはあるんですよね。
「仕事にやりがいを感じれなくなった」とか「違う仕事も経験してみたくなった」とか。
言葉にして説明できないだけで、自分の中で辞めたい理由はあるにはある。
この段階まで来ていれば充分だと思います。
僕も最初はモヤモヤした感情から始まりましたし、むしろ辞めたいと思っているのに公務員にとどまる理由を探す方が難しくないですか?
例えば、お腹が減った人に対して「なんでお腹が減ったの?」と聞いてるようなもの。
「朝食を抜いた」とか「ダイエット中」とか。
考えれば理由はあるんでしょうけど、大切なのは理由よりも『お腹を満たす』という行動ですよね。
要するに、公務員を辞める理由を探すよりも『公務員を辞めたい気持ちと向き合うこと』が大切なんだと思います。
目的が無くてもOK
「公務員は辞めたいけど特にやりたいことがない人はどうすればいいの?」
という疑問も当然あるでしょう。
公務員を辞めた後の目的がなくても当然OK。
無責任なことを言ってるわけではなく、『公務員を辞めたい自分を救える』という意味では目的なんて無くてOKなんです。
例えば、『公務員を辞めて自由な仕事をしていい切符』をあなたが持っているとしましょう。
どうでしょう。少し心が軽くなりませんか?
「やりたい仕事なんてない」と思っているかもしれませんが、公務員よりマシな仕事はあるのではないでしょうか。
要するに、公務員を辞めたいけど辞めれないと言う気持ちがあるから、目的がないことに目が向いてしまう。
本当に辞めれると分かったら、いくらでも見つかるんだと思います。
辞める理由はあとから
公務員を辞める理由なんて後からついてくるものだと思います。
僕の場合も最初はモヤモヤした感情があって、そこから公務員を辞めたいと思って、夢の存在は後から思い出したようなものです。
その結果、『夢を追うために辞める』といった熱い感じに収まっただけの話。
要するに、大それた理由なんてものは全く必要ないんです。
公務員を辞めたいからだけでは、どこか理由が弱いような気がしてしまうかもしれませんがそんな事は無い。
まずは自分の中だけでも話を進めて、次の仕事を考えてみる。
そして、そこで出た答えを後から付ける形で『辞める理由』にしてしまえばいい。
「昔からやってみたい仕事があったんだよね。」でも良いですし、「なんか公務員に疲れちゃって、、」でもいいんです。
大切なのは自分を自分で助けてあげること。
本当の意味での安定とは、そういうことなんだと思います。
「公務員を辞めたいけど辞める理由がない」と悩んでいるのであれば。
もうすでに、辞めていい理由が見つかっていることを忘れないでください!
【まとめ】公務員の退職理由は明確じゃなくていい
・現役公務員の僕が退職を決意した理由
・公務員を辞めるのに理由なんていらない根拠
この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、『公務員の退職理由なんて明確じゃなくてもいい!』という事。
大切なのは職業上の安定ではなく、心の安定なんだと思います。
「言いたいことは分かるし公務員は辞めたいけど、そんな簡単に辞められないよ。」と思っている人も数多くいるでしょう。
その多くの人たちに紛れて公務員として生きていくのか、少数派でもいいから自分の道を行くのか。
この記事をキッカケに考えていただければ幸いです。
最後に、あなたには『選ぶ権利』があることを忘れないでください。
公務員を辞めたい人が踏むべき3ステップ!自分の気持ちを最優先に
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