公務員の安定が崩壊したらどうなるか。
皆さんはそんな予想をしたことがあるでしょうか。
「なんだかんだ公務員の安定は保たれるよ」とか「公務員が不安定になる未来は考えにくい」とか。
そんなふうに思ってしまうのが、正直なところではないでしょうか。
僕は10年以上公務員として働いてきましたが、最近ではこの『安定崩壊』という話題を目する機会が増えました。
あくまで予想話ではありますが、備えておくことに関してはメリットしかないと思います。
この記事では、公務員が安定崩壊に備える必要性を、童話『アリとキリギリス』を教訓に読み解いていきます!
安定崩壊と言う話題に振り回されずスルーするのも良いでしょう。
ただ、いざ安定が崩壊すれば今から準備した公務員が生き残ることは間違いありません。
【安定崩壊】公務員はアリとキリギリスに分かれる
安定が崩壊したら、公務員は大きく2種類に分かれます。
結論から言うと、『安定を疑わなかった公務員』と『安定崩壊に備えて準備した公務員』です。
勘のいい方は、この時点でどちらの公務員を目指すべきか見えているのではないでしょうか。
『安定を疑わなかった公務員』と『安定崩壊に備えて準備した公務員』。
この2種類の公務員を例えるとするならば、童話『アリとキリギリス』がしっくりくるでしょう。
・安定崩壊に備えて準備した公務員=アリ
・安定を疑わなかった公務員=キリギリス
物語を簡単に説明すると、
あたたかい夏の間、アリは冬に備えて準備をするが、キリギリスは毎日遊んでいて、冬に備えるアリを馬鹿にしていました。ところが冬になると…。
結末としては、やがて冬がきた時にキリギリスは食べ物を探すが見つからず、最終的にアリたちに食べ物を分けてもらおうとする。
といった内容です。
この物語のポイントとしては、
・アリはどれだけ馬鹿にされても自分たちのルールを貫いたこと
・キリギリスは「冬」の存在を誰にも教わらなかったこと
『安定崩壊=冬』と考えてみてください。
アリになるべきか、キリギリスになるべきかは自ずと見えてくるのではないでしょうか。
公務員にとっての冬が来ないことを祈るばかりですが、100%来ない保証はどこにもありません。
ではなぜ、アリは安定している頃から備えることができたのか。
そして、キリギリスは『安定崩壊のリスクを知らなかっただけ』という部分にも注目していきましょう!
【童話から学ぶ】公務員の安定崩壊への準備
続いて、公務員の安定崩壊への準備の必要性について紹介していきます。
結論から言うと、公務員はアリから学ぶべきです!
安定崩壊(冬)に向けて備えておけば、いざその時が来ても柔軟に対応することができます。
現代において、キリギリス公務員でいることには何一つメリットがありません。
なぜキリギリスは冬に備えなかったのか
キリギリスがなぜ冬に向けて備えることをしなかったのか。
結論から言うと、冬の存在を教えてくれる先輩がいなかったからです。
おそらく、先輩キリギリスたちも冬の存在を知らなかったため、冬を超えれたキリギリスはいなかったのでしょう。
だからこそ、そもそも夏の間に準備すると言う概念がキリギリスにはなかったのです。
この状況を公務員に置き換えて考えてみましょう。
まさに、公務員も全く同じ状況ではないでしょうか。
過去に安定崩壊を経験した公務員がいないため、備えるという概念がそもそもないんです。
知らないんですから備えるはずがありませんよね。
ただ、公務員の中にはアリのように安定崩壊に向けてコツコツ準備をしている公務員がいるのも事実。
それはキリギリス集団の中にいながらも、いち早くリスクを察知し行動しているから。
でも、安定崩壊が起きるかどうかは不確かなわけで、その情報が回ってくる機会は少ないでしょう。
教えて馬鹿にされたらたまったもんじゃないですしね。。
要するに、安定崩壊に備えていない公務員が怠けているのではなく、安定崩壊のリスクを知らないだけなんです。
アリはなぜ備えることができたのか
続いて、あるいはなぜ冬に向けて備えることができたのか。
それは、冬の存在を教えてくれる先輩アリがいたから。
だからこそ、キリギリスにいくら馬鹿にされても動じることなくコツコツ準備を進めることができたのです。
では、この状況を公務員に置き換えて考えてみましょう。
安定崩壊の存在を教えてくれる公務員はあまりいないかもしれません。
でも、この記事を読んでいる時点であなたは安定崩壊のリスクについて考えていますよね。
であれば、おのずと取るべき行動は決まってくるのではないでしょうか。
・コツコツ節約して貯金しようでも良し
・最悪の状況に備えて、別の収入源を確保するでも良し
・いつでも転職できるスキルを身に付けておくでも良し
準備をしておいて安定崩壊が来なくても、その準備が無駄になるわけではありません。
無駄にならないどころか、準備した分だけメリットになるということです。
要するに、冬が来ることを知っていたアリのような生き方をすることが公務員にとってはベストなんです。
ポイントは安定崩壊が来る前
童話『アリとキリギリス』を通して、ポイントは安定崩壊が来る前だということがわかります。
ただ、恵まれたことに確実に冬が来る童話の世界とは違い、公務員にとって安定崩壊が来るかどうかは不透明な状況です。
この不透明な状況だからこそ、キリギリスのように生きてしまう公務員が多いのも自然なことでしょう。
でも、最悪な状況を想定して公務員に安定崩壊が訪れるとしましょう。
だとしたら、ポイントは安定崩壊が来る前=現在なんです。
備えておくことでメリットが何もないのであれば僕もここまで準備の必要性をお伝えしていません。
でもそうでは無いですよね。
備えておくことで確実に暮らしが豊かになる。
この事実を知った上で、何も行動しない方が不自然なんです。
冬が来なかったら来なかったで、ただただメリットになる仕組みを今のうちに構築してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】安定崩壊に備えた公務員は鬼に金棒
・安定崩壊で公務員はアリとキリギリスに分かれる
・公務員の安定崩壊に向けた準備
この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、安定が崩壊しようがしまいが備えたもん勝ちだということ。
現時点では、安定してる公務員が安定崩壊に備えて準備しておく。
これは、『鬼に金棒』ではないでしょうか。
今のうちに備えておいて、安心した暮らし手に入れるのか。
今備えずに、これからも安定崩壊に怯えながら暮らすのか。
はたまた、安定崩壊で飢え死んでしまうのか。
冬が来る前にしっかり考えて、しっかり行動に移すのがベストです!
そして、身近にいるキリギリスさんにも教えてあげてください。
メリットしかないなら感謝しかされないと思います。
遊びたかったわけではなく、冬の存在を知らなかっただけなんですから。
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