公務員とって安定の定義は人それぞれですよね。
「公務員は安定してるよなー」という方もいれば、「公務員って全然安定してないじゃん」と感じる方もいるでしょう。
僕は正直、公務員になったとき思ったよりも安定していないと思いました。
この記事では、『公務員の安定はオークションである理由』と『無理に安定を競り落とす必要はないこと』についてお伝えしていきます!
安定してると思う人は安定してる。
安定してないと思う人は安定してない。
結局のところ、これに尽きる。
公務員だって他の安定を手に入れる選択肢があってもいいんです。
公務員の安定はオークションと同じ
まずはじめに、公務員の安定=オークションである理由について紹介していきます。
結論から言うと、安定の価値なんて100人いれば100人が違うんです。
ある人は「安定は素晴らしい!」と言い、ある人は「安定は退屈だ。」と言う。
要するに、公務員の安定=100人の平均意見ということです。
これを例えるならばオークションがしっくりくるでしょう。
目玉商品として安定があったとします。
さて、このオークションはいくらまで跳ね上がるのでしょうか。
公務員A「100万円!」
公務員B「200万円!」
公務員C「高すぎだろ。もう降りよう。」
この時点で、すでに安定の価値がバラバラなのが分かると思います。
安定に200万円払う公務員もいれば、すでに降りたくなっている公務員もいる。
あなたなら『安定という商品』にいくら払うでしょうか。
そのくらい安定の基準なんてものは個人差がある。
それなのにも関わらず、公務員は安定してると言った定義が定着しているんです。
正直、もっと高い基準の安定だと思ってた公務員も多いかと思います。
「安定してるってこういうことか!」と拍子抜けしてしまう部分もあるでしょう。
僕が公務員を辞める決意をするまでにも、この『安定』が何度も道を阻みました。
僕にとって『安定』はそこまで価値のある商品ではなかったはず。
それでもやっぱり安定に縛られていた自分が確かにいたんです。
なぜなら、自分の中での優先順位が低いだけで確かに価値はあったから。
でも、公務員とは別の道に挑戦してみたかったこともあり、改めて安定についてしっかり考えてみたんです。
そこで出た答えが、『どうせ時間を費やすなら自分にとって一番価値のある商品に使いたい』ということ。
安定という商品しか出てこないオークション会場にいることに気付いたんです。
要するに、安定の価値が高いと感じる公務員もいれば、安定の価値が低いと感じる公務員もいるということ。
公務員の安定にそこまで価値がないと感じるのであれば、、
無理に公務員でいる必要はないんです。
無理に『安定』を競り落とす公務員になるな!
続いて、無理に安定を競り落とす必要がない理由について紹介していきます。
結論から言うと、安定に価値がないと感じる公務員は無理にオークションに参加する必要はないんです。
なぜなら本当に欲しい商品ではないから。
一度きりの人生、本当に欲しい商品を手に入れてみたくはないですか。
本当に欲しい商品?
公務員のあなたにとって『安定という商品』は本当に欲しいものでしょうか。
もし、一番欲しいと思うのであれば公務員から離れてはいけません。
なぜなら、公務員でいるかぎり高い確率で安定という商品が手に入るから。
安定が一番魅力的なあなたにとって、そんな職業は他にほとんどありませんし、あったとしても公務員から離れるというリスクが伴います。
そんなリスクを取るくらいなら、公務員でいる方がずっと安定は守られるでしょう。
公務員でありながら安定の基準を高めていく方法だってありますし、無理してまで別の安定を求める必要はないと思います。
ただ、中には公務員の『安定』に価値を感じれなくなったり、そもそも安定を求めたわけではなかった公務員もいるでしょう。
「他にやりたい仕事がある!」とか「安定よりいろんなことに挑戦してみたい!」とか。
そんな方たちが公務員を続けても本当に欲しい商品は手に入らないんです!
なぜなら、公務員には安定という商品しか置いてないから。
要するに、安定以外の本当に欲しい商品を求めようとするのであれば別のオークションに参加するしかない。
無理してまで価値のない安定を競り落とすくらいなら、本当に欲しい別の商品を求めてみるべきなんです!
とはいえ、僕の経験上から『安定』は自分の中にしっかり住みついています。
「公務員は安定してる」という話を何度も聞いてきたせいなのか、どこか手放すのが怖くなったりするものです。
そんな時は、自分にとって1番欲しい商品はなにか考えてみてください。
別の商品が欲しいなら
「公務員の安定はもういいかな。本当に欲しい商品を手に入れたい、、」
そう思うのであれば、熱い気持ちが冷めないうちにどんどん行動するべきです。
なぜなら、僕がそんな気持ちになってから辞める決意をするまでに5年も掛かったから。
一度は別の道に進もうと思っても、行動をしない時間が長引けば高確率で逆戻りします。
例えば、そう思ったタイミングでボーナスが舞い込んで来たらどうでしょうか?
少なからず、心が揺らぎませんか?
異動になって今より忙しくなった場合もそう。
この繁忙期が落ち着いてから考えようと思うのが自然なんです。
よほど意志の強い人間でもない限り、「もう少し様子をみてからにしよう」に着地します。
だからこそ、熱いうちにどんどん行動するべきなんです。
すぐに行動することによって生じる良い流れも紹介しておくと、
①気持ちが熱いまま行動するとスピード感が桁違い
②徐々に公務員を辞めるビジョンが見え始める
③辞めないという選択肢が薄れていく
といった感じで、本当に欲しい商品を手に入れるための良い循環が生まれます。
すぐに行動しなかった場合は、
①もう少し様子をみてみよう
②徐々に公務員を辞めるビジョンが遠ざかる
③辞めるという選択肢が薄れていく
といった感じで、すぐに行動したケースとは真逆の悪い循環に陥ります。
要するに、『鉄は熱いうちに打て!』ということ。
一度冷めてしまった鉄を叩いたところで形は変わりません。
気持ちが熱いうちに叩いてどんどん変形させて、本当に欲しかった商品を手に入れてください。
【まとめ】公務員も安定以外の商品を選べる
・公務員の安定はオークションと同じ
・無理に『安定』を競り落とす公務員になるな!
この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、公務員も安定以外の商品を選ぶ権利があるということ!
どこか忘れてしまいがちですが、公務員には別の道もちゃんとある。
オークション会場の入り口は常に開いているのに、出ようとしなかっただけなんです!
もしかしたら、安定以外の商品を求めた先に『あなたにピッタリの安定』があるのかもしれません。
一度きりの人生を、このまま公務員で過ごすより。
本当に欲しい物を探してみるのも面白いのではないでしょうか。
今ならまだ間に合います。
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