「公務員を辞めたいけど報告するのが嫌だなぁ」
いざ辞めると決めても、報告するのは憂鬱になりますよね。。
何か反対されそうだし、根掘り葉掘りいろいろ聞かれるのもめんどくさい。
想像しただけで嫌になりますよね。
でも、それは特別なことではありません。
報告のことを考えてしまい、辞めれなくなる人もいるくらいなんです。
この記事では、現役公務員である僕が辞める報告をした体験を紹介して、そこで学んだことをお伝えしていきます。
もしかしたら、こちら側が勝手に作り出した幻想があったのかも、、
あなたが今思っているほど大変なものではないと思います!
現役公務員の僕が体験した退職報告
まずはじめに、現役公務員の僕が辞める報告をした体験について紹介していきます。
結論から言うと、「大したことではなかったな」という印象でしかない。
こんなことなら、もっと早く言っとけばよかったとすら思いました。
でも、報告するまでには様々な葛藤があった。
そんな、僕が報告するまでのプロセスを自分に置き換えながら読んでみてください。
反対意見がよぎって
僕は、公務員を辞める決意はできていたものの、主要人物への報告がなかなかできませんでした。
ここでいう主要人物というのは、家族や職場。
なぜ報告ができなかったのかと言うと答えはシンプル。
・言い出しにくいから
・反対されそう
この2つ。
辞めるとはなかなか言い出しにくいものですし、「絶対反対されるんだろうな〜」と思ったら余計言えなかったり。。
やっぱり、反対されるとわかったうえで報告するのは辛いものがあったんです。
それでも言わなきゃ始まらない。
そう思えば思うほど、報告のことしか考えれなくなってしまいました。
家族の反応はきっとこうだろうな、、
職場ではこんなことを言われてしまうだろうな、、
そんな想像ばかりが膨らんでしまい、時間ばかりが過ぎていきました。
言わなきゃ始まらない
「それでも言わなきゃ始まらない!!」
想像ばかりが膨らむ日々を1ヶ月ほど過ごした頃、やっとこの段階までくることができました。
なぜ、そんな気持ちになれたのかと言うと、「この時間が1番無駄だな」と思えたからです。
1ヵ月も悩んでいたことは結局想像の話であって、現実はまだ何も言われてなければ反対もされてない。
「僕はいったい何に悩んでたんだろう。」
そう思えてから実際に主要人物に報告するまで、ほとんど時間はかかりませんでした。
どうしても最悪の想定をしてしまっていた。
今となってはそう思います。
家族からは「絶対に辞めないでほしい」と反対され、職場からは考え直した方がいいと言われる。
そして一旦持ち帰った僕はさらに深く悩む。
そんな自分の中での最悪な想像を繰り返してしまっていたからこそ、すぐに報告ができなかったんです。
ただ、実際に報告をしてみての感想としては、「こんなことなら悩まずにさっさと報告しとけばよかった」という感覚しかありません。
お皿を割ってしまったことを報告する感覚に近い。
報告時に多少のポイントはありますが、自分が思ってるほどだと思います。
辞める報告が憂鬱な公務員に伝えたいこと
僕の体験を通して、辞める報告が憂鬱な公務員に伝えたいことがあります。
結論から言うと、さっさと済ましてしまった方が良いということ。
というよりは、長引かせることに全く意味はないんです。
その根拠について、紹介していきたいと思います。
すでに心当たりがある方、これから報告を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
延ばすほど憂鬱は増す
辞める報告が憂鬱な公務員に伝えたいこととして、先に延ばすほど憂鬱は増していきます。
当然、憂鬱が増せばさらに報告はしにくくなるものなんです。
流れとしては、
・最初は「早めに報告しよう!」と思う。
・想像ばかり膨らんでなかなか報告できない。
・「気持ちが固まったらにしよう!」と思う。
・気持ちが固まることはない。
・「なんで言えないんだ」と自己嫌悪に陥る。
こんな感じ。
要するに、報告する憂鬱はだんだん深い悩みに変わっていくということ。
最終的には、報告できない自分に嫌気がさします。
そこでやっと「この時間が無駄だな」悟るんです。
この時間が無駄だと思えればいいのですが、最悪の場合は報告することが嫌になって辞めれなくなる可能性すらあります。
『辞めたいけど報告できないから辞めれない』は本末転倒ですよね。。
だからこそ、出来るだけ早い段階で気付いてさっさと報告を済ませてしまってください。
反対されるかどうかなんて、言ってみないことには分からないんです。
それに、たとえそこで反対されてもいい。
あなたが公務員を辞めたいと思ってることが伝わるだけでも前進なんです。
なぜなら、報告を受けて反対した側は心配になるから。
「辞めたい気持ちを打ち明けてくれたのに、道を閉ざしてしまったんじゃないか、、」と思うんです。
そして、次に改めて報告したときには状況は変わってると思います。
悲しいくらいアッサリ
辞める報告が憂鬱な公務員に伝えたいこととして、ギャップがあるということ。
悲しいくらいアッサリとしていることが多いと思います。
僕の場合は、「分かった。頑張れよ!」とだけ言われて、辞める理由を深く聞いてこない方もいました。
自分が報告を受けた側だと思って考えてみてください。
「辞めます!」と言われて「辞めとけ!」とは言えなくないですか?
相談であれば反対される可能性も大いにありますが、報告の場合は相手の人生を狂わせてしまうリスクがあるので反対できないんです。
職場の上司からは「いや、考え直してくれ!」と言われて。
家族からは「絶対に辞めないで欲しい」と言われて。
そんな想像をしてた自分がバカらしくなるくらい、公務員の自分はそんなもんなんです。
例えば、これが大手企業のエリートサラリーマンであれば引き止められる可能性もあるでしょう。
ドラマのような激しめの展開になることもあるかもしれません。
でも僕らはただの『一公務員』。
そこまで惜しまれることもなければ、AIでもできる仕事と言われてしまうくらい代わりはいくらでもいるんです。
家族への報告だってそう。
あなたがちゃんと話せば分かってもらえると思いますよ。
結論、辞めても結果を残せばいいだけですから!
公務員を辞めるなら『時間』を大切に
・現役公務員の僕が体験した退職報告
・辞める報告が憂鬱な公務員に伝えたいこと
この記事では、これら2つの項目について紹介してきました。
総じて言いたいこととしては、いずれ報告するなら早いほうがいいということ。
「そんなことは分かってるんだよ」といった気持ちも分かります。
ただ、僕が伝えたいのはそこではなく『時間』の部分です。
きっと、あなたは公務員を辞めるんですよね?
だとしたら、やっぱり憂鬱な時間からはなにも生まれません。
公務員を辞めるくらいですから、それなりにエネルギーがいる分野に臨んでいくんだと思います。
次の道に向けて、時間をフルに使いたいのに憂鬱な報告が邪魔をするのはもったいない。
頭の片隅に『報告しなきゃ』がある状態よりも、早く開放されて1つのことに集中できる環境作りをした方があなたにとってはプラスなはず!
きっといずれは公務員を辞めるんですから、この際早めにスッキリしちゃいましょう。
【実体験】公務員を辞める覚悟で得たものはずっと求めてたものだった