公務員のあなたへ

【体験談】公務員の給料が上がらない!10年の勤務で感じた現実とは

公務員の給料って想像以上に上がらないですよね、、

 

就職した当時は、「ま〜こんなもんだろう。」と思っていたと思います。

しかし、年数を重ねるに連れ「あれ、こんなに上がっていかないの?」といった疑問が出てくるもの。

 

そうなってくると、これから先もこの調子なのかと不安になりますし、変わらないなら今後について少し考えたいという方もいるでしょう。

正直な話、もうちょっと上がっていくと思ってましたよね、、

 

この記事では、公務員の給料が上がらない辛さを痛感した体験談』と『上がらない給料についてどう考えるべきか』を紹介していきます!

 

理想どおりに行かないのは分かってるけど、現実とこんなにもギャップがあるのかと思っている方もいるでしょう。

もちろん、僕もその一人でした。

 

もしかしたら、公務員の給料に疑問を感じてるあなたに転機が訪れているのかもしれません。

【体験談】公務員の給料が思ってたより上がらない

「公務員の給料、全然上がらないじゃん!」

 

新卒で公務員になり、4年くらい勤めた時の正直な感情でした。

贅沢を言ってるのかもしれませんが、同じような感情を抱く方って結構いると思います。

 

まずは、公務員として11年目に突入した僕の体験談をご覧ください。

公務員の給料は超コツコツ

公務員として働いてきて10年。

公務員の給料が上がらない問題について、僕が今感じてることを紹介します。

 

就職して1〜2年目の頃は、仕事を覚えることに必死で給料に関してはそこまで気にしていませんでした。

 

周りを見渡しても同世代とほぼ格差はない。

むしろ、ボーナスも含めれば周りよりも貰ってる方でした。。

 

疑問が生じたのは4年目の昇任したタイミング。

「あれ、公務員って昇任してもこのくらいしか上がらないの?」

 

『◯級◯号俸』という棒級表に基づいて計算されているのは知っている。

でも、過去を振り返っても年間で5000〜7000円くらいしか上がってないことに気付きました。

 

学生時代にアルバイトを経験していたこともあり、時給で考えてみたんですよね。

約8時間労働を週5日、月に160時間くらいは働いてる。

 

160時間で5000円だとすると、、

「時給30円ちょっとしか上がってないってこと!?」

 

確かに安定してるし、福利厚生もしっかりしてる。

「でも、もう少しなんとかならないものかな〜」と思いましたし、その現実を受け止めるのが辛かったことを鮮明に覚えています。

 

そして、さらに現実的だったのが上司(40歳くらい)の給与明細を見た時のこと。

ここで、「お〜公務員の給料が上がらないのは今だけなのか!」と思えたら良かったのですが、、

 

現実はというと、給料が上がっていくペースは変わらなかったんです。

公務員の給料を補う副業もできない

僕は公務員ながら夢を持っていました。

「お金が貯まったら50歳くらいで早期退職して飲食店でもやってみたいな〜」とあまりに漠然な夢でしたが。

 

でも、夢を持つことは自由ですしお金はもっと稼ぎたいなと思っていたんです。

何か出来ることはないか考えたのですが、公務員は大体の副業が禁止されているじゃないですか。

 

バレないように副業する方法はあるのかもしれない。

ただ、そこに手は出したくなかったんですよね。

 

理由は長くなるので省略しますが、公務員として胸を張って出来ることではない。

 

そうなった時にもう八方塞がりですよね、、

『公務員 副業解禁』という検索をしてみたりもしましたが、おそらくもう少し先になりそうだし、、

 

つまり、公務員は昇任以外の『自分の頑張り』で給料(収入)を上げていくのは難しい世界だということ。

そうして僕は次のステージに進む決断をしたという訳です。

 

途中で気付いたけど、蓋をしつづけて5年も経過してしまいました。

公務員の給料はこれからも上がらない?

続いて、公務員の給料はこれからも上がらないのかという核心をついた話をしていこうと思います。

 

結論からいうと、公務員の給料はこれからも上がる可能性は低い。

ただ、厳密にいうと上がらないというのは皆さんが今思ってる基準には至らないということ。

 

先ほども少し触れましたが、徐々には上がってるんです。

でも、恐らくそんなことが知りたいわけではありませんよね?

 

ということで、なぜ公務員の給料は上がらないのかという話を紹介していきたいと思います。

公務員の給料が上がらない理由

公務員の給料が上がらないのは、全体の平均として位置付けられているからです。

 

難しい話をすると堅くなってしまうので簡単に説明しますが、公務員の給料は民間企業の給料と比較した平均になるようになっています。

もっと砕いて説明すると、公務員の給料は『税金』で賄われているので高すぎないように設定されているんです。

 

公務員であれば、『税金泥棒』という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。

そう言われないために、全体の平均を取っているのに言われてしまうというのが現実ということです。

 

ここまで説明すれば大体検討が付いたと思います。

公務員の給料がもっと上がるためには、全体の収入が高水準になるのを期待するしかないということ。

 

要するに、我々の力ではどうすることも出来ないんですね。

ただ、公務員の給料を上げる方法が全くないかといえばそうでもない。

 

『公務員全体』としての給料は上げれないにしても、『公務員個人』としての給料は自分の努力次第で上げることができます。

公務員の給料を上げたいなら

公務員として給料を上げたいなら、それはもう昇任1本でしょう。

 

日々の業務を通して勤務成績を上げたり、昇任試験があるなら受かるために勉強する。

それが公務員個人として給料を上げていくための唯一の道です。

 

昇任すれば『号』ではなく『級』が上がっていくので、おのずと給料は上がっていきます。

ただ、責任が問われる業務も増えるので『対価として給料が増える』といった認識が正しいかもしれません。

 

とはいえ、昇任試験がない自治体もあるかと思います。

その場合は勤務成績で昇任していくしかありませんが、正直なところ難しい部分でしょう。

 

なぜなら、年功序列の慣習もありますし30代で係長や課長クラスになるというのは相当優秀でないと厳しい世界だと思います。

 

周りには営業成績が優秀で給料がアップしたり、企業の収入が伸びて給料が上がった友人がいるかもしれません。

その民間企業の方たちと公務員とでは、『そもそもの土俵』が違うと思っておいた方が良いでしょう。

公務員の給料は上がらないけど

最後に、公務員は給料が上がらないけど『公務員にしかない強み』があるという話をしたいと思います。

 

あなたにとって公務員にしかない強みってなんだと思いますか?

1番に出てくるワードは『安定』ではないでしょうか?

 

「確かに安定はしてるけど、、」

そう思いますよね。

 

でも、この安定というワードは幅が広くて給料だけの話ではありません。

僕のようにこれから公務員を辞めていく人間からすれば『惜しい』と思う部分にも目を向けてみてはいかがでしょうか!

安定の強み

公務員は給料が思うように上がっていかない現実はあるものの、給料が安定してる強みはあります。

 

2021年現在のコロナ渦の今、そのことを実感してる方も多いのではないでしょうか。

売り上げが立たない企業や売り上げが伸びた企業もある中で、公務員は大木かのように安定しています。

 

この安定は、これから家庭を持つ方などにとっては1番の強さなんです。

何にも左右されないし動じない。

 

これはあなたが手に入れた『確かな強み』だということを忘れてはいけません。

物足りないと思うのは人間誰しもが持っている感情の1つに過ぎない。

 

「公務員の給料が上がらなくて不満」

「このまま上がらないなら転職しようかな」

 

そう思っている方は、今一度公務員の強さについて勉強してからでも遅くないと思います。

人生設計のしやすさ

公務員は給料が上がりにくいものの安定している。

これは、これからの人生設計にも関わってくる重要な部分だと思います。

 

あなたは、公務員の『与信』の強さについて調べたことがありますか?

与信というのは、社会的な信用のことです。

 

自動車や家などの大きな買い物をする時に、多くの方が『ローン』を組みますよね。

このローンに関して、公務員は異常なまでの信用があるんです。

 

どのくらいの信用があるかというと、『医師』と肩を並べるほど。

世間的にいえばトップクラスの社会的信用があるんです。

 

僕は、個人事業主として頑張っている知人に言われたことがあります。

「公務員はまじで強いよな。代わりに銀行からお金借りて欲しいわ、、笑」

 

公務員なら当たり前だったことも、公務員じゃなくなれば当たり前ではない。

 

公務員でいる時には気づかなかったことでも、公務員を辞める身になれば惜しくなってくるということです。

できれば安定ではなく、『不動』とかカッコいい言葉で表現してくれれば嬉しいですよね。

まとめ

・公務員の給料が思ってたより上がらないと思った体験談

公務員の給料はこれからも上がらないのか

公務員の給料は上がらないけど

 

今回の記事では、これらの項目について紹介してきました。

 

体験談や給料の実情だけ見ると、「これからも上がらないのか〜」と落胆してしまうかもしれません。

 

でも、弱さを見つけるのは簡単です。

公務員以外の職業でも弱さは簡単に見つかると思います。

 

だからこそ、他にはない『強さ』に目を向けて考えてみる。

そう考えると、公務員は安定してるだけに見えて『飛び抜けた長所』があることに気付くと思います。

 

それらを加味してでも公務員に魅力を感じなくなってきたのなら。

次のステージに進むことも考えてみてもいいのかもしれません。

 

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